去る10日、歌手のフィソンさんがソウル市内の自宅で亡くなった状態で発見されたなか、最期に投稿したSNSの内容が話題になっている。
韓国メディアは10日、フィソンさんが自宅で心肺停止の状態で発見され、その後死亡が確認されたと報道した。その後、所属事務所TAJOエンターテインメントも公式コメントを通じて彼の訃報を伝えた。
フィソンさんは2002年、1stアルバム「Like A Movie」でデビューして「不治の病」、「Insomnia」、「結婚まで考えた」、「愛はおいしい」などのヒット曲で人気を集めた。
しかし、2020年にプロポフォールを使用して警察の取り調べを受け、常習的に使用した疑い(麻薬類管理法違反)で起訴され、翌年に懲役1年執行猶予2年を宣告された。
その後、活動自粛から公演活動をつないできており、先月には誕生日のファンミーティングを開催したりした。また今月15日には、テグ(大邱)EXCOオーディトリアムで、歌手KCMとの合同バラードコンサートを開催する予定だった。
フィソンさんは、今月6日にSNSを投稿し「ダイエット終了。3月15日に会いましょう」というコメントと共に写真を掲載して、公演に対する期待感を見せていた。
だが、突然の悲報が伝わり音楽界の仲間やファンたちは、深い哀悼を示している。ラッパーのチャンモは、SNSを通じて「カッコいい音楽で僕の人生に大きな影響をくれたことを感謝している。故人の冥福を祈る」と追慕の意を伝えた。
■自殺を防止するために厚生労働省のホームページで紹介している主な悩み相談窓口
●こころの健康相談統一ダイヤル:0570-064-556
●よりそいホットライン:0120-279-338、岩手県・宮城県・福島県から:0120-279-226
●いのちの電話:0570-783-556
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