「取材レポ」「BLACKPINK」JISOO(ジス)「楽しくて幸せ!BLINKのみんな、やばたん!」初の来日ファンコンサート「2025 JISOO ASIA TOUR: “LIGHTS, LOVE, ACTION!” in Tokyo」開催

取材レポート/TOPICS/PHOTO

BLACKPINKのメンバーJISOO(ジス)が、香港、タイ、日本などアジア7都市をまわる単独ソロファンコンツアーを初開催。2月14日にリリースしたミニアルバム『AMORTAGE』を引っ提げての今回のツアーは、ファンと一緒に“愛のカケラ”を集めて一つのモンタージュを完成するという意味も込められている。日本での公演は約2年ぶり、さらにソロとしては初となる「2025 JISOO ASIA TOUR: “LIGHTS, LOVE, ACTION!” in Tokyo」を、3月17日(月)にさいたまスーパーアリーナで開催した。

 

開演前からジスの登場を待ちわびる声が響くなか、会場の照明が落ちるとさらに大きな歓声に包まれた。映画上映前の注意アナウンスムービーを模したオープニング映像が流れたあと、ダンサーを従えてジスがステージに姿を現した。ピンクのレースがひらりとなびく可憐な衣装で登場したジスはまるで妖精のよう。1曲目は最新アルバム『AMORTAGE』のタイトル曲「earthquake」を披露し、火柱があがるパワフルなステージで、オープニングから会場の熱気は急上昇。

「みなさん、お久しぶりです。ジスです」と、まずは日本語であいさつ。「久しぶりに日本のBLINK(BLACK PINKのファンダム名)にお会いできて、緊張もしていますがワクワクもして、とっても気分がいいです。ステージの下で待っている間に急に緊張が押し寄せてきましたが、今日は本当に頑張らないと!と思ってステージに上がってきました」と、今日の意気込みを語った。

最初のトークコーナー【LIGHTS】では、事前にファンから募った質問にジスがその場で答えた。「日本のコンビニで毎回買うものはありますか?」という質問には、「コーヒープリン!」と元気よく回答。「さっきも1個食べました。全部で10個買ったので、残りは後で食べます」と、少し恥ずかしそうに話す姿に、会場からは「かわいいー!」と大歓声があがった。他にもトマト味のカップラーメンが好きで、コンビニでよく買うものの1つだと話した。

 

「座右の銘がありますか?」という質問には、「今この瞬間を楽しむこと」と答え、まさに今、日本のBLINKに会えているこの瞬間を全力で楽しんでいるジスに会場からも「私もー!」と、大きな拍手と歓声が送られた。お気に入りのファッションアイテムについての質問には「眼鏡」と答え、ショッピングするときはお店に入ったらまず眼鏡をかけてみることが多く、家には20~30個の眼鏡があると明かした。


続いての【LOVE】のコーナーは、CDとトレーディングカードが入ったアクリルケースを自由にデコレーションし、世界にひとつだけのオリジナルアルバムを作る体験コーナー。台湾やベトナムなどアジア7都市をまわっている今回のファンミーティングツアー。国によってデコレーションアイテムが異なるそうで、日本ならではの食べ物やキャラクターのアイテムに、ジスもテンションあがりまくり。なかでも"たこ焼き"のデコレーションパーツが気に入ったようで「つい先日、韓国でたこ焼きを食べました!ベーシックな味、辛い味、チーズがトッピングされているものなど色々食べました!このパーツは最後に貼りたいと思います!」と、楽しげに話した。ハートや桜、ハローキティやマイメロディのシールを貼っていき、さらには平仮名で「あいしてる」と直筆のメッセージも。完成したアルバムは、イベント後半で行われたジェスチャーゲームの優勝者に贈られた。

 

ここからは再び、最新アルバムから「Your Love」と「TEARS」の2曲を披露。「TEARS」の人差し指で涙をぬぐうような振付は、ファンも一緒に踊りながら、ステージを盛り上げた。一度ステージをはけたジスは、チェック柄のトップスに黒いフレアスカートを身に纏い、再登場。ファンからの「かわいいー!」という声に、うれしそうな笑顔をみせていた。

 

色んな国の新しい言葉を学ぶことが好きだというジスが、新しい日本語を教わるコーナーでは「やばたん」と「かわいいだけじゃダメですか?」という日本の若者言葉を習得。後ろを向いてから振り向きながら「かわいいだけじゃダメですか?」と、覚えたての日本語を披露し、ファンを喜ばせた。

 

ゲームコーナー【ACTION】では、ジェスチャーゲームに挑戦した。選ばれたファンが何のジェスチャーをしているか答えるのだが、なかなかの難問揃いで苦戦するジス。キャラクターというお題で"アンパンマン"を表現するのに腕を押し出してパンチするジェスチャーをしたファンに、「アンパンマンはこうでしょ!」と、顔のパンをちぎりモグモグと食べるジェスチャーをレクチャーする場面も。

(2ページに続く)

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