
診断結果のレーダーチャットの表示例
SHiROは、就職活動に取り組む学生向けに、就活準備の現状を可視化できる無料オンライン診断「就活力診断テスト」を、6月より公開中だ。
同ツールは、就職活動に取り組む学生が「自分は何ができていて、どこに課題があるのか?」を客観的に把握し、今後の行動につなげるためのセルフチェック型診断。自己分析やこれまでの活動の振り返りに活用でき、就活準備の“現在地”を明確にすることで、より的確なステップを踏めるようサポートしてくれる。
就活の“現在地”を5つの観点から診断
無料オンライン診断「就活力診断テスト」の設問数は、全25問。利用対象は、就職活動に取り組む大学生・大学院生(個人利用)だ。所要時間は、約5~7分。
内容は、就活における準備状況や行動経験、情報収集の姿勢、選考に向けた対策の進み具合などを、次の5つの観点から多角的に評価するように設計されている。
5つの観点は、1つ目が「自己理解」で自分の強みや価値観の理解度、内省の深さ。2つ目の「企業理解」は、志望業界・企業に対する知識や考えの明確さ。3つ目の「実践経験」では、面接・書類提出・OB/OG訪問などの行動量。4つ目の「情報収集」は、ニュース、レポート、IRなどからの情報取得状況。そして5つ目の「Webテスト」は、SPIや適性検査への対応力と対策度合いだ。
すべての質問は選択式で、直感的に答えられる設計。就活を本格的に始める前の準備段階はもちろん、選考の途中での見直しツールとしても活用できる。
行動につながるアドバイスが得られる
診断終了後には、「就活力スコア」最大55点とともに、5つの観点別の得点をレーダーチャート形式で視覚化して表示。 自分の就活準備におけるバランスが一目で確認可能だ。
さらに、スコアだけでなく、各項目に応じて「あなたの現状に合わせた具体的なアドバイス」が自動で表示される。
たとえば企業理解のスコアが低かった場合には、「業界レポートを読む」「OB/OG訪問で構造をヒアリングする」など、利用者の状態に今必要なアクションが明確に示される仕組みだ。
診断結果は、回答内容に応じた“個別の課題”に合わせて提案が出されるため、「今の自分に何が足りないのか」「次に何をすればいいのか」がわかる。まさに、行動につながる“あなただけのアドバイス”が得られるような設計だ。
就活の方向性を見直したいときにも有効
同診断は、就活をこれから本格化させる前に「今の準備状況」を確認したい、ESや面接でうまくいかない原因を見つけたい、自己分析や業界研究の取り組み方に不安がある、漠然とした不安を可視化し、次の一手を明確にしたいという時に活用できる。
診断を受けることで、学生は自分の就活の課題を言語化し、次のアクションに具体性を持たせられるだろう。また、進捗状況や不安を抱えているポイントが整理されるため、就活の方向性を見直したいときにも有効だ。
学生の声を反映した改善を随時進める
同ツールは、学生自身が「どのように就活を進めていくか」を考えるきっかけとなることを目的に開発された。今後も、診断結果に基づいた就活支援コンテンツの提供や、学生の声を反映した改善を随時進めていくという。
また、診断を受けることで、学生自身が「自分は何に不安を感じ、何ができていて、何ができていないのか」を可視化でき、今後の就活に向けた的確なアクションを取るための第一歩となるだろう。
「就活力診断テスト」は、今の自分の立ち位置を確認し、次にやるべきことを明確にするための“スタート地点”を示してくれるツールだ。この機会に、新しい自己分析ツール「就活力診断テスト」をチェックしてみては。
就活力診断テスト:https://kokoshiro.jp/note/shukatsuryoku-test/
SHiRO:https://kokoshiro.jp/
(江崎貴子)
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