「おめでとう、マクベス。あなたは、いずれ会長になる」
それは、運命か、ただのエラーか──。
シェイクスピア原作『マクベス』をモチーフに、脚本・ 演出を務めるテジュが、 AIに支配された近未来社会を舞台に描き出すオリジナル・ ミュージカル『マクベス:空の玉座』 の全容がついに公開となりました。
主演は、日本デビュー16周年を迎えるグァンス( SUPERNOVA/超新星)。 主演作ごとに新たな境地を切り拓いてきた彼が、 確かな演技力と圧倒的な歌唱力を武器に、 葛藤と野心に揺れるマクベスを熱演します。
FAVE1のリーダーでメインボーカルを務めるロクヒョンも出演 。久々の舞台出演となる本作で、 成熟した表現力と豊かな声色を活かし、 物語の鍵を握る重要な役どころに挑みます。
さらにフクシノブキは、舞台や映像を中心に経験を重ね、 安定した芝居と存在感で観客を惹きつける実力派俳優。 丁寧な感情表現と説得力のある台詞回しで、 物語に深みを与えます。
ヒロインを演じる宇佐美えりは、声優としての活動経験を持ち、 台詞一つひとつを丁寧に紡ぐ力が魅力。 バレエで培ったしなやかな身体表現も武器に、 舞台上で静かに心を動かす演技に期待が高まります。
そして本作では、アンサンブルキャストも重要な役割を担います。
作・演出を手がけるテジュ自身が俳優であるからこそ、 出演者全員を等しく作品の核と捉えています。そのため、 アンサンブルにも台詞をはじめ多くの見せ場が用意されており、 ダンスや演技に優れた表現者たちが、 それぞれの役に真摯に向き合いながら、作品全体を支える大切な“ 仲間”としてステージに立ちます。
<あらすじ>
世界を掌握する巨大企業「HITO」。
ビッグデータと未来予測システム〈WITCH〉 が管理するこの世界で、若きリーダー・マクベスはある“予言” を受ける。
「おめでとう、マクベス。あなたは、いずれ会長になる」
それは、運命か、エラーか──。
忠誠、友情、愛、野望──
欲望という名のウイルスが、人の心を静かに侵していく。
果たして“空の玉座”は誰の手に渡るのか──。
(2ページに続く)