千葉県香取市・佐原の町に、発酵をテーマにした飲食と交流の場「醸し処 和ぎ(なぎ/NAGI)」が1月にオープン。開店から半年、地元の人々や観光客が集う拠点として注目されている。
江戸情緒漂う町に佇む発酵料理店
「醸し処 和ぎ」は、江戸時代の風情を残す千葉県香取市佐原の町並みに佇む古民家を改装し、1月にオープンした。地元で生産される米や野菜、伝統的な発酵食材を用い、「発酵コミュニティの拠点」として地域とのつながりを大切にした営業を続けている。
地元食材と糀を活かした発酵メニュー
店内では、関東一の米どころとも称される地元産の「太郎左衛門米」「ほたる米」を使用。「和ぎオリジナル米糀(こめこうじ)」加工し、おむすびや味噌汁、定食メニューを提供している。一品料理では鯖の味噌煮・からあげ・出し巻き玉子などがあり、どれも素材本来の味を活かした素朴な味わいが特徴だ。
また、砂糖を使わず米糀で甘さを引き出した甘酒や、果実を米糀で仕上げたソースをかけたかき氷なども好評。
旬の野菜をふんだんに使った「発酵御膳」や「発酵づくし」は、からだにも心にも和むひと皿を目指して丁寧に作られている。
食を通じて生まれる地域とのつながり
「醸し処 和ぎ」は飲食にとどまらず、地域との結びつきを深める活動にも力を入れている。地元農家による減農薬・無農薬野菜の使用、味噌や甘酒などの販売のほか、ワークショップやイベントの開催を通して、地域に暮らす人や訪れる人々が自然と交わる場を提供している。
今後は、香取の食文化を継承しながら、米・糀・野菜・発酵を中心とした伝統的な営みを再構築し、地域の未来を支える存在を目指していく。
LINE公式アカウント開設
6月15日(日)には「醸し処 和ぎ」のLINE公式アカウントが開設された。営業日や新メニューの案内に加え、来店時に使えるショップカードやクーポン配信機能もあり、地元客を中心としたリピーター獲得につなげている。また、お弁当や団体での予約、家族との食事などの事前申し込みもできる。
地元の米や野菜を用いた食を通じて、地域とのつながりを大切にする「醸し処 和ぎ」に、足を運んでみては。
■醸し処 和ぎ(なぎ/NAGI)
住所:千葉県香取市佐原イ1714-2
営業時間:10時〜16時/16時以降は予約制
定休日:月・火曜日
Instagram:https://www.instagram.com/kamoshidokoro_nagi/
LINE公式:https://line.me/R/ti/p/@479rgfpq
提供メニュー(一部)
・地元産米のおむすび(おかか・こんぶ・鮭・鯖・鶏そぼろ・豚肉生姜焼き・卵黄醤油)
・米糀の甘酒/発酵惣菜/お味噌汁/セットメニュー
・発酵御膳・発酵づくし(予約制)
・季節の創作発酵料理とスイーツ
(erika)
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