劇場版名探偵コナン15作目『名探偵コナン 沈黙の15分』(2011年)以降同シリーズを担当、『 名探偵コナン から紅の恋歌』(2017年)ではその年のすべて(邦画、 洋画含め)の映画興行収入の中で1位を獲得した、静野孔文が監督 を務め、アニメーターや漫画家などとしても第一線で活躍、「 新世紀エヴァンゲリオン」をはじめ『時をかける少女』や『 サマーウォーズ』 といった人気アニメ作品でキャラクターデザインを手がけたクリエ イター・貞本義行がキャラクターデザインを務め、メカニックデザ インは、『ガンダム Gのレコンギスタ』などの形部一平が担当す る、長編アニメーション映画『アズワン/AS ONE』が2025年8月22日(金)より全国公開中(配給: ギャガ)。

この度、本作の公開を記念し、本作の主演を務めた白岩瑠姫( JO1)と、 脚本家の西田シャトナー登壇の公開記念舞台挨拶を実施!
作品の見どころを語りつくしました。
静野孔文(監督)×貞本義行(キャラクターデザイン) による最強タッグで贈る、 新たな時代のSF長編アニメーション映画『アズワン/AS ONE』が絶賛公開中!8月26日(火) に新宿バルト9で公開記念舞台挨拶が実施され、白岩瑠姫( JO1)と脚本家の西田シャトナーが登壇した。
満員御礼で開催されたこの日、8月22日(金) に公開されて以降の反響について白岩は「 公開日は海外にいて日本にはいなかったのですが、 映画を観てくださった方々の温かいコメントだったり、 凄い量のメッセージがあって、 22日は安心してホッとした気持ちになったのを覚えています」 と嬉しそう。声優初挑戦だけに「 僕の中では覚悟をしていた事もあったし、 声優初挑戦にプラスして映画の軸になる主題歌も担当したので、 それに対しても責任やプレッシャーが公開するまであったのでホッ としたというのが一番にあります」 と好評に胸を撫でおろしていた。原作のアーケードゲーム「 星と翼のパラドクス」にリスペクトを込めながら、 没入感あるSF的世界観を創造した西田は「 SFというとその世界観を描くことに集中しがちになるけれど、 そこは当然頑張りながら、 登場人物たちの心の動きを忘れないように大切に描きました」 と述べた。

白岩による作詞・作曲の主題歌『巡星』も話題。白岩は「 JO1としてワールドツアーと並行して作っていたので、 聴いてくださった皆さんからの感想を読んでその時の状況が蘇りま した。 皆さんからの感想や笑顔を見るために自分は頑張っていたんだと思 い出して、幸せな気持ちに浸っています」と反響にしみじみ。 西田も「初めて楽曲を聴いたときは、凄すぎて無言になりました。 僕は5年間本作に関わってきたわけですが、 瑠姫さんも最初から関わっていたのかなと思うくらいの曲でした。 もう完成形として出来上がっていると思いました」 と絶賛していた。
本作には登場人物たちが正義や美学を持ちそれを信じて突き進む姿 が描かれる。それにちなんで「絶対に譲れない信念」を発表。 白岩は“信念”を“美学”と解釈し「 僕は終わりがある事に美学を感じています、何事も。 人間もそうで、生まれて来て終わりが来るからこそ、 儚いし魅力を感じます。今回『巡星』 という曲を出させていただきましたが、 自分は今後何曲の曲を残せるのか?『アズワン/AS ONE』という素敵な作品に関わらせてもらいましたが、 あとどれくらいの作品に関わることが出来るのか? それがわからないからこそ、そこに美学を感じます。だからこそ、 いただいたお仕事や目の前の事には全力を出し切りたいと思います 。いつ自分が終わりになってしまっても、 後悔しないように人生を生きようという事が美学になっています」 と熱弁した。これに西田は「 なんだかお寺で和尚さんの話を聞いているみたい…」 と白岩の掲げる美学に痺れていた。

また声優初挑戦となった白岩は、 今後挑戦してみたい事を聞かれると「 新しい姿をどんどん見せていきたいという気持ちは常にあります。 僕としてもJO1としてもやっていないことにどんどん挑戦してい きたい」と宣言。 その新たな挑戦について詳しく聞かれた白岩が返答に詰まると、 すかさず西田が「白岩さんは昆虫が苦手ですよね? ならば僕と虫取りに行きませんか?(笑)」と助け舟を出して、 白岩は「ウワー!それは結構きついですね…」と苦笑いだった。

舞台挨拶終盤には、本作のキャラクターデザイン・ 貞本義行氏直筆の白岩の似顔絵が描かれた色紙が白岩にサプライズ プレゼントされた。これに白岩は「え?本当に? もらえるんですか!?部屋に飾ります!」と喜色満面で「 こうやって見ると僕が演じたヨウにも似ていますね。 本当に嬉しい。宝物にします。嬉しい!最高!」 としみじみと眺めていた。最後に白岩は「 これから作品をご覧になる方は、 実際に映画館に足を運んでいただき『アズワン/AS ONE』の世界観に浸っていただきたいです。 僕自身一生懸命取り組んだ大事な作品なので、 皆さんも一緒に大切にしてもらえたら嬉しいです」 と呼び掛けていた。
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