【滋賀県豊郷町】豊郷小学校旧校舎群を舞台に、高校生バンドを対象とした「とよさと軽音楽甲子園」開催

AM 4:25(神奈川県立市ヶ尾高等学校)

滋賀県豊郷町の豊郷町商工会は、壮麗な建築美で有名な豊郷小学校旧校舎群を舞台に、「第13回とよさと軽音楽甲子園」を11月23日(日)に開催する。現在、出場を希望する高校生のバンドを募集中だ。

「とよさと軽音楽甲子園」開催のきっかけ
大会概要
豊郷町商工会広報担当者のコメント
豊郷町と豊郷小学校旧校舎群について

「とよさと軽音楽甲子園」開催のきっかけ

選手宣誓＆トップアクトヤマト(高知県立伊野商業高等学校)

「とよさと軽音楽甲子園」は、2009年のアニメ『けいおん！』放送をきっかけに、観光客と地元住民の交流が生まれたことを原点とし、2011年に「高校生が輝ける場を提供したい」という地元有志の思いから始まった。

軽音楽を志した人達の自己表現の場を作ると共に、軽音楽を通じた文化の振興をテーマに、全国の高校生バンドを対象にした大会だ。

第12回文部科学大臣賞ふじの花に浮いて. (名古屋市立名東高等学校軽音楽部)

現在では、最優秀バンドに「文部科学大臣賞」が授与される数少ない全国規模の高校生軽音楽コンクールとして、その格式を確立している。

第12回滋賀県知事賞　Vanity(国際学院高等学校軽音楽部)

「とよさと軽音楽甲子園」の最大の特徴は、多くのバンドがオリジナル曲で臨み、自分たちの思いを音楽に乗せて表現すること。

音源審査を通過した全国最大10バンドが、ヴォーリズ建築として国の登録有形文化財にも指定されている豊郷小学校旧校舎群の講堂という特別な舞台でライブ演奏を披露し、豪華審査員による厳正な審査で栄冠を競う。

滋賀県いち小さな町で、全国から集まった若者の情熱と文化が発信される。

大会概要

「とよさと軽音楽甲子園」の参加費は無料(フリー入場)。一次審査はプロの音楽演出家による音源審査、公開審査はミト氏(クラムボン)をはじめとしたプロの審査員による審査が行われる。表彰は、文部科学大臣賞(最優秀バンド)、滋賀県知事賞、NHK大津放送局長賞、豊郷町長賞、豊郷町商工会長賞。

スケジュールは、一次応募(音源審査)が7月22日(火)～9月30日(火)、一次審査結果発表が10月24日(金)、決勝大会(公開演奏審査)が11月23日(日)。決勝大会のプログラムは、13:00開場、13:30～開演・開会式、17:15以降に審査発表・表彰式となっている。

応募要件は、メンバー全員が高等学校に在学中であることと、決勝大会に同行できる引率責任者(20歳以上)がいること。応募の受付期限は9月30日(火)までで、応募は郵送(当日消印有効)かメールで受け付けている。

必要書類は、エントリーシート(1枚)、音源の入ったメディアやデータ(1曲分)、オリジナル曲の場合は歌詞を書いたもの(1曲)、メンバー全員の顔が分かる写真やデータ(1枚)。詳細は特設サイトの応募要項のページで確認を。

豊郷町商工会広報担当者のコメント

豊郷町商工会の広報担当・鵜飼氏は、「本大会は、アニメファンと地元の商工事業者との交流から始まったイベントです。地元の役場や住民、事業者、全国の先生をはじめとした学校関係者様の多大なご協力により、今年で13回目を迎えることができました。高校生といっても、全国から集まったプロレベルの演奏で、毎年しのぎを削る熱い戦いとなっています。音源、大募集！！！」とコメントしている。