ラグジュアリーは、一般販売向けブランド「Circle,Circle」を立ち上げ、福岡県の子どもたちとの食育プロジェクトから生まれた新商品「九州ねんりんスープ(福岡版)」を開発し、10月より販売を開始した。
種植えから味の開発まで 子どもたちが参加
「九州ねんりんスープ(福岡版)」は、子どもたちに九州の美味しい野菜の魅力を知ってほしいという思いから、自社が経営する保育園の子どもたちと野菜を育てる・作る・食べるまでを学べる企画として始まった体験型食育プロジェクト。
自社農園で種・苗植えから収穫、おいしい味わいの開発までの工程を、地域の生産者や就労支援と連携しこどもたちが体験した。
収穫した野菜は、味わいの開発ワークショップにてそれぞれの美味しい組み合わせを見つけ、自分たちの感性で新しいレシピを開発。普段野菜を好んで食べない子どもたちも、「もう一口」が止まらない様子を受け、地元野菜や素材をPRする良い機会になるのではとお土産品開発に着手したという。
子どもたちの純粋な発想やこうしたら面白いという「!」なアイデアは、大人も驚き刺激を受けることが多くあり、ねんりんスープの味わい開発に欠かせない存在となった。
最終工程には加工の専門家を入れ、地元の生産者、加工の専門家、就労支援など人とのつながりの輪で作られた福岡の新手みやげ品である「九州ねんりんスープ」が完成した。
人とのつながりを象徴するもなか「年輪」のぬくもり
「九州ねんりんスープ」は、“年輪”の形をしたもなか。この年輪は、年月を重ねて育まれる”つながり”と“ぬくもり”の象徴である。
「九州の大地が育む自然への感謝」、「生産者の想い」、「家族や大切な人とのひととき」といった、地元を想い、からだを想い、人を想う幸せの輪が広がるように、未来への願いが込められている。
1年を通して木々の年輪が1本ずつ大きく広がっていくように、この年輪もなかも、日々の小さな感謝や思いやりを人から人へ、未来へと紡いでいき、やさしく温かい循環を生み出す。
太宰府・粕屋・博多をテーマにした3つの味わい
ラインナップは3種類を用意。
「太宰府の香り梅昆布あご出汁のスープ」は、太宰府を象徴する梅の香りがふわりと立ち上り、とろろ昆布とあご出汁の深みのあるやさしい旨味がほっと包み込む和風味だ。
「粕屋の恵みブロッコリーと3種野菜」は、粕屋産の新鮮なブロッコリーと、3種の旬野菜で自然の旨みもぎゅっと凝縮している。栄養満点な野菜たっぷりで、彩りも美しい一品となっている。
「博多の味わい小松菜・明太子」は、じっくりと煮込まれた鶏ガラスープに、ほんのり苦味が効いた小松菜と、ピリッとした辛味の博多名物明太子の余韻が心地いい味わいだ。
わずか60秒で美味しいスープが完成
スープは、たった60秒で彩り豊かな一杯が完成。袋ごしに、ねんりんもなかを「パリッ」と割る音を楽しみながらカップへ入れ、沸騰したお湯160ccを入れて60秒待つだけだ。
たちのぼる香りも美味しいご馳走となる。普段のちょっとした間食から、忙しい日々のおかずの1品にも活躍。アレンジにそうめんを入れてにゅうめん風や、ご飯を入れてスープごはんとしても楽しめる。
展示会で初お披露目
10月7日(火)・8日(水)の2日間、福岡国際センターにて開催される、九州・山口の“食”の魅力を世界へ発信する展示商談会「FOOD EXPO KYUSHU 2025」で「九州ねんりんスープ」を初お披露目。
会場では3種類のスープの試食も開催される予定となっている。なお、来場には無料申し込みが必要だ。
地域ブランド底上げプロジェクトを発足
ラグジュアリーでは、今回の「九州ねんりんスープ」の開発に伴い、ヒト・コト・モノの循環を大切にしながら地域ブランドを底上げする「Circle,Circle」を立ち上げた。「九州ねんりんスープ」を筆頭に、新たに特製キッシュの本格販売をこの秋に予定している。
地元の素材を活かし、ひとつひとつ丁寧に焼き上げたこだわりの一品である特製キッシュは、マーケティングを兼ねて、同社のコワーキングスペースカフェでも販売をしてきた。食を通じて人と人をつなぎ、心温まる時間を届けるこの新しいラインナップに期待できそうだ。
やさしく温かい福岡の美味しさを詰め込んだ「九州ねんりんスープ」を、手土産にチョイスしてみては。
ラグジュアリー公式サイト:https://www.circle-circle.online
(丸本チャ子)
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