鹿児島県阿久根市は、アーティストによる作品が市内各地で展示され、アートを楽しみながらまちをめぐるアートフェスティバル「阿久根うみまち芸術祭」を、10月11日(土)〜11月3日(月・祝)に初開催されている。
やりたいことが実現できる「ちょうどいい」まち
鹿児島県の北西部に位置する阿久根市は、東シナ海の美しい景色とともに、漁業が盛んな港町として栄えてきた。近年は、若い移住者や起業する女性たちの姿も見られ、豊かな子育て環境も育まれている。地域でつながりあい、やりたいことが実現できる「ちょうどいい」まちだ。
そして今回、「ひとつの海、異なる景色。」をコンセプトに、アートを堪能しながら街巡りを楽しむことができる、阿久根市初の芸術祭「阿久根うみまち芸術祭」が開催される。
市内14カ所に16組のアーティストの作品を展示
期間中は、市内14カ所の会場にて16組のアーティストの作品が展示される。
招聘アーティストとして、「阿久根めぐみこども園」には美術作家の碓井ゆい氏、「阿久根大島・ビーチ監視塔」にはアーティスト・生地職人のウラベメグミ(Utte)氏、「寺島宗則記念館」には画家の塩谷歩波氏、「肥薩おれんじ鉄道・車両内とにぎわい交流館 阿久根駅」には写真家・文筆家の齋藤陽道氏、「より処“きてん”」にはクリエイティブユニットのsanaka、「旧大川公民館」には美術家・詩人の田中重人氏、「阿久根市立田代小学校」には彫刻家の富松篤氏、「イワシビル」にはデザイナー・写真家の細原裕香氏の作品が登場する。
また、九州若手枠として、「わらべ工房」には造形作家のいい日、「大川島バス停」には建築家のiii architects、「餃子のはま田工房」には漫画家の小鳥游ミズキ氏、「五色浜ギャラリー」には美術作家のnonoha氏の作品を展示。
「阿久根くらしのアート枠」として、「港町珈琲焙煎所」に陶芸家の黒蕨友喜・朝美氏(わらべ工房)、アーティスト・ ギター製作家のスティーブン・フォーク氏、石工職人の本翔平氏、HUNKA&阿久根の子どもたちが展示を行う。
鑑賞チケット料金は、一般1,650円、アクネ市民1,100円、ユース(16歳〜18歳)550円、15歳以下、無料。
阿久根の食や音楽、映画も楽しめる
さらに、阿久根うみまち芸術祭では、このほかのイベントも開催されるので、こちらにも参加してみよう。
11月2日(日)8時〜11時には、阿久根の飲食店が集結する「阿久根おはよう市」が、「北さつま漁協」にて開催される。
同日13時30分〜18時には「焚き火料理と音楽のうたげ」を、渡船場からフェリーで10分の無人島「阿久根大島」にて開催。旅する料理人・三上奈緒さんの焚き火料理と鹿児島の音楽家5組によるライブを楽しむことができる。チケット代は一般7,700円、小学生以下3,300円、事前予約制。
11月3日(月・祝)10時〜11時30分には、阿久根で撮影された「映画『海辺の金魚』クロージング上映」を風テラスあくねにて開催。当日は、出演した子どもたちと監督が登壇する。チケット代は一般1,100円、中高生550円、事前予約制となっている。
参加アーティストや鑑賞チケットの購入方法などの詳しい情報は、阿久根うみまち芸術祭公式サイトにてチェックしてみて。
「阿久根うみまち芸術祭」に出かけて、アートを堪能しながら街巡りを楽しんでみては。
阿久根うみまち芸術祭公式サイト:https://akune-artfest.jp/2025
(山本えり)
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