リスタートは1月31日(金)に、日本初(※)の義務教育やりなおし塾のプログラムを公開。初回講義として6月より「中学地理コース」を開講する。オンラインで受講可能な一般教養スクールとして、今後中学校レベルの国数英理社5教科を中心に展開していく。
大人になった今だからこそ学びたい
リスタートによると、池上彰さんの番組が話題になっているように、リスキリングよりも手前の一般教養を学びたいという人は近年増えている。
子どもの頃には「なんでこんなこと学ぶの?」と思ってしまう義務教育課程も、大人になってからようやくその必要性を感じることが多いのでは。
旅行をしたりニュースを見たり、色々な人と話したりする中で「あのときもっと真面目に勉強していれば…」と後悔する大人のために、リスタートは義務教育やりなおし塾というコンセプトで大人のための学び直しの機会を提供する。
「中学地理」から学び直しスタート
大人になってから学ぶからこそ、知識が役立つイメージが明確になり、学ぶ意味があると信じて始められる義務教育やりなおし塾「リスタート」。科目はまず社会の「中学地理」からだ。
国語・数学・英語・理科の科目も学び直したい人は多いだろうが、同スクールはまず「中学社会」のみからスタートする。理由は、社会の知識こそ、大人にとって勉強しなかったことへの後悔が最も大きいからだ。
日常生活に直結する公民、意外と大人になっても出てくる歴史の話題、旅行がもっと楽しくなる地理の知識。これら社会科で学べることは大人にとって最も学び直しの効果が高い。
なお、運営体制が万全になり次第、順次他の教科も講義体制を整えていく。中学歴史、中学公民、理科、国語、数学、英語など様々な教科・分野を展開予定だ。
「中学地理コース」について
今年6月に開講されるのは「中学地理コース」。実際に日本の義務教育課程で使用される教科書を使って3カ月間学ぶ。
日本と世界の地名・地形・気候・名産品を3ヶ月で学ぶコースで、平日クラスと週末クラスを用意する。
二度とやり直さないためのコツ
二度とやり直さないためのコツは「短期集中」と「緊張感のある共同学習」にある。
同スクールでは、本来中学生が3年かけて学ぶことを、3ヶ月の短期集中で頭に入れていく。しかし、3ヶ月で単に知識だけを詰め込んですぐ忘れてしまっては意味がない。
テストのための勉強ではなく、その後の人生を彩るための勉強なので、そのためには2つのことが必要となる。1つはほぼ毎日学習をすること。同スクールでは授業以外の時間もきちんと自習する時間を取ってもらい、復習や宿題としての学習を行ってもらう。
もう1つは、同じように学ぶ人たちと学びの現在地を確かめ合うこと。毎回講義の冒頭で、同じクラスの人たちとお互いに前週の理解度チェックをしてもらう。
一方的に授業を聞くような情報のインプットではなく、シナプスに刻み込むような学習こそが、本当に意味のある勉強であるとし、同スクールのプログラムをきちんとやりきれば、頭の中に知識の地図ができあがり、参照しようと思ったときにその知識がパッと解像度高く出てくるとしている。
先行案内申し込み受付中
義務教育やりなおし塾「リスタート」では、公式ウェブサイトにて先行案内申し込みを受付中。申し込んだ人には今年6月に開講する「中学地理コース 第1期」に関する案内を優先的に送付する。なお、第1期の定員は各クラス先着30名を予定。
学校で使っている本当の教科書を使った、大人のための学び直しを「中学地理コース」から始めてみては。
さらに、義務教育やりなおし塾「リスタート」の各SNSアカウントでは「一日一問一般教養クイズ」を投稿していくので、自身の義務教育レベルを確かめてみては。
義務教育やりなおし塾「リスタート」公式ウェブサイト:https://restart-education.studio.site
※リスタート調べ 2025年1月末時点 義務教育のやりなおしプログラムを提供する集団指導塾において
(さえきそうすけ)