パーク・コーポレーションが運営する「Aoyama Flower Market(青山フラワーマーケット)」南青山本店2階の花瓶の専用フロア「FLOWER VASE GALLERY(フラワーベースギャラリー)」にて、香港発の陶器ブランド「HIUCHI(ヒウチ)」との共同コレクションのポップアップストアが、2月21日(金)～3月5日(水)の期間開催される。
「HIUCHI」について
グレース・トン氏
「HIUCHI」は、香港の陶芸家、グレース・トン氏が2015年に設立した、絵画芸術と陶芸文化の融合を目指したブランド。ジュエリーデザイナーとして活躍していたグレース氏が培った色彩への深い造詣が生み出す、釉薬の美しさに注目が集まっている。
「都市においても自然との調和により、より豊かに暮らしてほしい」というコンセプトでつくられるコレクションは、その色や質感、有機的なフォルムにも日本の陶芸に通じるものがあるという。
「フラワーベースギャラリー」について
2022年のオープン当初より、国内ではまだ珍しい「HIUCHI」の作品を取り扱ってきた「フラワーベースギャラリー」。そして2023年には、日本の四季をテーマにした初の共同コレクションを発表し、大きな反響を呼んだ。
さらに昨年7月には「夢のガーデン」第一弾として、ヒマワリ、ユリ、バラなどをイメージした作品の共同コレクションを発表した。
春の花々をテーマにした共同コレクション
今回発売するのは、「夢のガーデン」の新シリーズで、春の花々をテーマにした共同コレクション。このコレクションは、チューリップ、スイートピー、ラナンキュラス、カラー、桜、夜桜をモチーフにした6シリーズで構成されており、すべての作品は日本国内では「フラワーベースギャラリー」限定の販売となっている。
絵画芸術のような釉薬の美しさに定評がある「HIUCHI」に、青山フラワーマーケット「フラワーベースギャラリー」の花の特性などに関する知見を掛け合わせて、その花が最も美しく見える花器を制作することを目指したという。
6シリーズをチェック
「スイートピー」シリーズは、釉薬が二層構造で、下部にはサテンホワイトと貫入釉を使用し、澄んだ清らかさを表現。上部には水色、紫、ピンク、ミントグリーン、淡い黄色などの釉薬を手描きで施している。
「ラナンキュラス」シリーズのフォルムは、ヨーロピアンスタイルの花器をイメージ。釉薬は全10種類を使用し、口元には淡い黄色や緑を施すことで、花の色彩を引き立てている。
「桜吹雪」シリーズは、器の口元に花びらをかたどったディテールを加え、釉薬はマットな白をベースに、ピンクやオレンジのレイヤーを重ねた。質感の異なる釉薬を散りばめ、桜の花びらが舞い散るような繊細な表情を演出している。
「夜桜」シリーズは、「桜吹雪」シリーズと同じ器の形を採用し、外見は似ていながらも異なる性格を持つ双子のような存在を表現。口元には濃い青と紫のグラデーションを施し、夜空に舞い落ちる花びらのような雰囲気を作り出している。
「カラー」シリーズは、カラーの象徴的な曲線を花器のフォルムに反映し、茎の美しさを引き立てるため、口を細く仕上げているのが特徴。釉薬は繊細なグリーンのレイヤーを重ねることで、奥行きのある幻想的な表情を演出している。
「チューリップ」シリーズでは、イエロー、オレンジ、ピンク、ピーチのグラデーションを基調に、チューリップの花びらの柔らかさを表現。花器はシンプルなラインで構成し、包容力を感じさせるフォルムに仕上げた。
デザイナーのグレース氏は、「花にはそれぞれ固有の美しさがあり、それは他の花には決して真似できない」とコメント。今回のコレクション「夢のガーデン」新シリーズも、そんな想いを込めて制作されたという。
グレース氏が香港から来日予定
また、コレクションの発売を記念して、2月21日(金)～23日(日)に、デザイナーのグレース氏が香港から来日＆来店予定。詳細はInstagramを確認しよう。
ポップアップストアに足を運び、フラワーベースギャラリーのみで展開される希少なコレクションに触れてみては。
■「HIUCHI」ポップアップストア
開催期間：2月21日(金)～3月5日(水)
開催店舗：青山フラワーマーケット フラワーベースギャラリー
住所：東京都港区南青山5丁目4-41 グラッセリア青山2階
営業時間：10:00～20:00(日祝19:00閉店)
Instagram：https://www.instagram.com/p/DF9ZulUziFI
フラワーベースギャラリーオンラインショップ：https://www.aoyamaflowermarket.com/ext/flowervase.html
※都合により内容は予告なく変更する場合がある。
(佐藤ゆり)
