映画「侵犯」は奇妙な行動をする娘ソヒョンによって日常が崩壊しているヨンウン(クァク・ソニョン扮)と、それから20年後に過去の記憶を失ったミン(「少女時代」クォン・ユリ扮)がヘヨン(イ・ソル扮)と向き合って起こる亀裂を描いた心理崩壊スリラー。
劇中イ・ソルは、ミンが働く特殊清掃業者にやってきた新入り職員ヘヨン役を演じる。ヘヨンは幼い頃に不慮の事故で家族を失い、あちこちを転々と生きてきた人物。人懐っこく明るい性格で仲間に溶け込むが、ミンが自分を警戒しているのを感じると微妙に緊張感を出し始める。
公開されたスチールは、爽やかな笑顔で他人の日常に自然に入り込んでも、時には何を考えているのか分からないヘヨンの複雑な表情をとらえている。特に窓にもたれて誰かをじっと見下ろす姿は、何をするか分からないヘヨンのキャラクターの魅力を一気に見せている。
イ・スルは「ヘヨンは誰よりも愛情を切望している子だと思った。彼が感じる怒り、喪失、悲しみについてたくさん悩んでキャラクターを作っていった」と伝えた。
映画「侵犯」は来る3月12日に韓国で劇場公開。
WOW!Korea提供