【東京都渋谷区・町田市】小田急線の駅に隣接する商業施設に「古着回収 BOX」を設置。資源循環の促進に貢献!

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設置する「古着回収BOX」のイメージ

小田急電鉄と小田急SCディベロップメント、FASHION Xは、3月1日(土)~8月31日(日)まで、小田急線の駅に隣接する商業施設「アコルデ代々木上原」「小田急マルシェ鶴川1」に、それぞれ1基ずつ「古着回収BOX」を設置する。

同取り組みは、スタートアップの活動を後押しし、イノベーション創出を目指すための東京都の事業「TIB CATAPULT」のうち、クラスター(組織)である「TRIP(Tokyo Railway Innovation Partnership)」の活動として実施されるものだ。

回収・販売した収益の一部を寄付

設置する「古着回収BOX」のイメージ

FASHION Xは、回収した古着を求められる形でリユース、リメイク、アップサイクルすることで、服を捨てることがない循環型社会を目指す企業。2月現在、都内を中心に「古着回収BOX」での回収を行い、リユース品としての販売はもちろん、アップサイクル商品化して販売するほか、服飾・美術系学生などのクリエイターへ無償提供、子ども服は児童養護施設へ寄付なども行っている。

小田急グループは、事業活動を通じてCO2排出量の削減や資源循環、自然資源の保全・活用などの環境課題に積極的に取り組んでおり、廃棄物削減につながるFASHION Xの思想・取り組みに共感し、活動の後押しをすることとなったそう。

なお、「アコルデ代々木上原」「小田急マルシェ鶴川1」で回収され、FASHION Xが販売した収益の一部は寄付される。「古着回収BOX」に掲出される2次元コードから、寄付対象にしたい団体を投票すると、最多得票数の団体に寄付される仕組みだ。寄付先の候補は、日本赤十字社、カタリバ、ワールド・ビジョン・ジャパンがある。

また、小田急グループは「古着回収BOX」の利用状況から、設置施設の拡充や常設化などを検討していく考えだ。

回収場所の受付時間をチェック

「古着回収BOX」の設置期間は、3月1日(土)~8月31日(日)。「アコルデ代々木上原」1階では、24時間受け付ける。「小田急マルシェ鶴川1」2階の受付時間は、8:00~22:00だ。

回収できるものは、再使用できる衣類。フェイスタオル、バスタオル ・ネクタイ、スーツ(上下セット必須)。小物類(帽子、スカーフ、マフラー)、バッグ、財布、アクセサリー類、着物・帯。

回収できないものは、汚れやシミ、破れ、穴などがある衣類、ほつれがある衣類。 そのほか靴、靴下、下着、生地、 作業着などの事業者から排出される古着類、布団、座布団、布団・座布団カバー、シーツ、枕、ベッドマットなどの寝具類、絨毯、カーペット、足拭きマットなどの敷物も回収不可だ。

ゴミや回収できないものの投入や「古着回収BOX」の中身を触るなどの行為、 その他利用者に迷惑となる行為は禁止している。

服のリユースを通じて、廃棄物削減・資源循環の促進に貢献!この機会に、「TRIP」の取り組みや「古着回収BOX」の設置についてチェックしてみては。

■アコルデ代々木上原
所在地:東京都渋谷区西原3-8-5

■小田急マルシェ鶴川1
所在地:東京都町田市能ヶ谷1-6-11

「TRIP」の取り組みに関すること:https://tib-trip.com/

※3月1日(土)~6月30日(月)の期間中に、FASHION Xが販売した収益の一部を寄付することとしており、「古着回収BOX」に掲出する2次元コードから、寄付対象にしたい団体を投票し、最多得票数の団体に寄付。寄付は10月頃が予定されている。

(江崎貴子)

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