学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校・S高等学校(以下、N/S高)、N中等部の部活動「N/S高政治部」は、3月7日(金)15:00~16:30に「N/S高政治部 5期生 成果発表会」を実施する。
新しい学校の形!N高グループとN中等部
N高グループは、インターネットと通信制高校の制度を活用した「ネットの高校」。2024年12月末時点での同グループの生徒数は、32,460名だそう。「IT×グローバル社会を生き抜く“総合力”を身につける多様なスキルと多様な体験」を掲げ、今のネット社会に合った新しい教育を実践している。
N高等学校は、教育機会確保法の趣旨を鑑みた、新しいコンセプトのスクール「プログレッシブスクール」。2024年12月末時点で1,629名の生徒が全国で学んでいる。なお、N中等部は、学校教育法第一条に定められた中学校ではない。自身の中学校に在籍したままN中等部で学べる。
政治家をゲストに呼び質疑応答・意見交換を実施
主権者教育の一環として活動する「N/S高政治部」では、特定の主義主張を学ぶのではなく、社会の問題や課題について自分の力で調べ、考えられるようになることを目指している。
2024年5月より活動を始めた5期生は、3カ月ごとに1つのテーマで活動し、政治家や専門家をゲストに迎えた特別講義・ゲスト講義に参加。さらに、5チームに分かれて各チームが取り組む社会課題を定め、調査研究や関連団体等へのヒアリングなどを行ってきた。
成果発表会では、ゲストに現職国会議員の中曽根康隆氏(自由民主党/衆議院議員)、大串博志氏(立憲民主党/衆議院議員)、舟山康江氏(国民民主党/参議院議員)を迎え、チームごとに政策提言を実施。さらにゲストと質疑応答・意見交換を行う。
発表はプラットフォーム上で誰でも視聴可能
発表テーマは、Aチームが「日本の未来を救う、新たな財政教育の提言」、Bチームが「SNSに安心と安全を」、Cチームが「高校生の進路と心を支える相談支援〜つながる安心、広がる未来〜」。
そして、Dチームが「加害者から変えるーDVゼロの社会へ」、Eチームが「頼りたくても頼れないこどもたちを、支援の手のなかへ」が予定されている。
成果発表会の模様はニコニコ生放送、YouTube、X Liveで生配信を実施。N/S高やN中等部の生徒だけでなく、全国の中高生をはじめ誰でも視聴可能だ。ただし、進行の都合上、予告なく当日のスケジュール・ゲスト・内容が一部変更となる可能性がある。
参加予定の中曽根康隆氏と大串博志氏のコメント
自由民主党/衆議院議員の中曽根康隆氏は、次の通りコメントを寄せた。
「私が局長を務める自民党青年局は若手国会議員・各級議員、会社員、学生など約2,000名で構成する全国規模のチームです。私たちの大きな役割は政治に関心を持つ若い世代を増やすこと、そして若い世代の声を各地域でしっかりと拾い上げ、党の政策に反映させていくことです。
人口減少という厳しい環境においてどのようなビジョンを持って国をつくっていくのか。経済・教育・社会保障・外交・安全保障などあらゆる分野で先送りできない課題が山積しています。何よりも、このような課題を解決するためには政治家のみならず皆様が持つ柔軟なアイデアや行動力が欠かせません。
今回は日頃の学びの成果を政策提言として発表いただく機会と伺っておりますので、日本の未来のために私たちができることをともに考えてまいりましょう。」
立憲民主党/衆議院議員の大串博志氏は、次の通りコメントしている。
「自分の高校に政治部があったら、私はどうしていただろうか?入部していただろうか、関心を持っていただろうか。皆さんの熱心な活動を拝見していて、いつもそう振り返らずにいられませんでした。
皆さんは、これから長い人生を見つめていらっしゃいます。学び、働き、多くの人たちと出会い、趣味などを通じて人生を彩り……多くの山あり谷ありの人生かもしれません。
ただ、間違いなく言えることは、皆さんは社会の「ステークホルダー」として鍵を握る存在です。
多くの若い世代の皆さんに、政治に関心を持ち、そして実際に関わって頂きたいと思います。これからの日本の、世界の未来を切り拓くのは皆さんです。当日、お会いできることを楽しみにしています。」
興味がある人は「N/S高政治部 5期生 成果発表会」を覗いてみては。
ニコニコ生放送「N/S高政治部 5期生 成果発表会」配信ページ:https://live.nicovideo.jp/watch/lv346949655
YouTube「N/S高政治部 5期生 成果発表会」配信ページ:https://www.youtube.com/live/WPTPoecnKxw
X「N/S高政治部 5期生 成果発表会」配信ページ:https://x.com/i/broadcasts/1BdGYqjaZdBGX
(佐藤 ひより)