愛知県の発酵文化を世界に発信する多言語サイト「HAKKO」公開!

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訪日外国人向けメディア「MATCHA」を運営するMATCHAが、2月17日(月)、中部国際空港と協力し、愛知県の発酵文化を世界に発信する多言語サイト「HAKKO」を公開。愛知県の発酵食文化を、効率的に世界へ発信していく。

発酵をテーマにした多言語発信プロジェクト


愛知県は味噌・醤油・酢などの発酵食文化が発展してきた場所で、特に中部国際空港(セントレア)から近いところは、日本酒、お酢、八丁味噌、白醤油、三河みりんなど、発酵食文化の発祥地としてポテンシャルを秘めている。

そこでMATCHA代表の青木優氏は、「温泉といえば大分」「うどんといえば香川」のように、「HAKKO(発酵)といえば愛知県(名古屋/NAGOYA)」としてブランド化できるのではないかと考えたとのこと。昨年から、セントレアとの連携のもと、発酵をテーマにした多言語発信プロジェクトが本格的にスタートした。

まずプロジェクトの最初のお披露目は、2月17日(月)に公開された、MCM Premiumを活用した多言語サイト「HAKKO」。同サイトでは、愛知県の発酵食文化の魅力を英語・中国語などで発信し、訪日外国人が現地で発酵食文化を楽しめる仕組みを整えている。

さらに、「MATCHA」のプラットフォーム内にも「HAKKO(発酵)」カテゴリーを設置し、持続的な情報発信を行うことで、愛知県の発酵食文化を世界に広めることを目指すという。

「MATCHA」について

「MATCHA」は、訪日・在日外国人向けに10言語展開、累計20,000記事以上の日本の情報が集まるメディア。一方的な情報発信ではなく、ユーザーが本当に必要としている情報を盛り込み、長く読まれる、価値あるコンテンツを制作していることが特徴だ。

「HAKKO(発酵)」を愛知県の観光ブランドとして確立

今回公開された多言語サイト「HAKKO」は、その名の通り、「HAKKO(発酵)」を愛知県の新たな観光ブランドとして確立することを目的としているとのこと。発酵食文化は日本各地に存在するが、愛知県はその恵まれた自然環境も背景に、歴史的に発酵技術が発展してきた地域のひとつだ。

同サイトでは、愛知県が誇る味噌・醤油・酢などの発酵食品、発酵食文化の歴史、発酵を楽しめる観光スポットやレストラン情報を紹介している。

実際に訪れる価値のある体験情報を提供

「HAKKO」では、現在、発酵食文化の基本情報を中心に掲載しているが、今後、発酵食文化の魅力を伝えるインタビュー記事、観光スポットの特集、体験型コンテンツなどを随時追加し、より実用的なサイトへと発展させていくとのこと。


日本語で投稿するだけで、英語・中国語(繁体字・簡体字)など5言語に翻訳されるため、訪日外国人に複数言語で情報を提供でき、愛知県の発酵食文化の魅力を、海外の旅行者が興味を持ち、アクションに繋がる形で発信することができる。

観光と食文化を一体化したコンテンツとしては、味噌・醤油・酢などの発酵食品の歴史や製造工程を深掘りし、発酵食文化を体験できるスポットや飲食店を紹介し、訪日旅行者の回遊を促進。

訪日外国人にとって、実際に訪れる価値のある体験情報を提供する。

「MATCHA」と連動して、情報を効率的に世界に発信

また「MATCHA」でも、日本語で記事を書くと自動的に5言語に翻訳・掲載されるMATCHAの多言語コンテンツ管理システム「MCM Premium」を活用しているが、「HAKKO」を月間最大600万PVを誇る訪日客向けメディア「MATCHA」とも連動することで、愛知県の発酵食文化を効率的に世界へ発信していくという。

今後は、中部地区全体を網羅する情報を拡充

MATCHAは、今回のプロジェクトを通じて、「HAKKO(発酵)」を愛知県の観光ブランドとして確立し、訪日外国人が「HAKKO(発酵)」食文化をフックに、愛知県を訪れ、楽しんでもらうことを目指すとのこと。多言語サイトの公開により、発酵食文化や関連スポットの情報が海外の旅行者に伝わり、観光誘致と地域経済の活性化につながることが期待されている。

「HAKKO」では、愛知県の発酵食文化の情報を中心に、今後は中部地区全体を網羅する発酵食文化と観光情報の拡充を図っていくとしている。

世界に発信する多言語サイト「HAKKO」を通じて、愛知県の発酵文化を深掘りしてみては。

HAKKO:https://hakko-umami.com
MATCHA:https://matcha-jp.com

(佐藤ゆり)

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