彩の国地域活性化協会が主催する「彩の国マルシェ」は、東京都千代田区にある明治安田ヴィレッジ丸の内にて、「彩の国マルシェ~明治安田ヴィレッジ丸の内Style~」を、3月7日(金)に開催する。今回のマルシェは都内では初の実施となる。
地域の魅力を発信する場に
「彩の国マルシェ」は、地域の魅力を最大限に発揮し、訪れる人々に笑顔と感動を届ける場。ふれあい型オープンイノベーションを実現する場として、地域住民や施設オーナー、自治体が一体となって地域の活性化に貢献している。
このマルシェは、単なる一時的なイベントではなく、「彩の国地域活性化協会」が地域を代表する出店者を集め、地域住民に新たな魅力を提供する場としても機能。
マーケットシティ、アリオなどの商業施設において、地域産品の魅力を再発見する非日常の体験を創出し、来場者には多様な発見をもたらして、出店者にとっては事業成長の機会を提供していく。
これまで、鉄道事業者や行政機関との連携により、地域の交流機会の創出や流入人口を増やすことに成功。結果として、埼玉県を中心に1605店舗(2025年2月現在)が参加するまでに成長し、地域経済とコミュニティの活性化を推進している。
全18店舗が出店予定
今回の「彩の国マルシェ~明治安田ヴィレッジ丸の内Style~」では、フード系14店舗、クラフト系4店舗の全18店舗が出店。
出店店舗の一部を紹介しよう。
自然の恵みを生かした発酵パン
「味輝天然酵母パン」は、自然の恵みを生かした発酵パンのお店。
埼玉の豊かな風土を背景に、麹菌・酵母菌・乳酸菌が生み出すサワードゥいう酵母をつかったパンは、米麹から自家製発酵を行い、甘酒や天然酵母を育てるこだわりの製法で、自然な甘みと深い旨味を引き出す。
無添加で消化に優しいパンは、「真の健康を築く食品」を目指し、時間と手間を惜しまず丁寧に作られている。アメリカのパン屋「Ken’s Artisan Bakery」にも影響を受けた逸品を味わえる。
創業百年以上、純国産桐製品を作る
「関根桐材店」は、伝統技術が生きる純国産桐製品のお店。
創業百有余年、本庄市の「関根桐材店」は、戦後から続く“桐の街”の伝統を受け継ぎ、純国産の日本桐のみを使用した製品を手掛けている。
輸入材を一切使わず、昔ながらの技術で職人が一品一品手作り。衣装箱や桐サンダルなど、現代の暮らしに寄り添う「新日本様式」を提案。百年の歴史が生み出す桐の美しさと機能性を手に取ってみて。
世界の恵みが凝縮したハーブティー
「ALL MY TEA」は、世界の恵みを一杯に凝縮したハーブティーのお店。
世界中のハーブ適採地を巡り、厳選したハーブをブレンド。「毎日飲みたい」と思える、健康と美味しさを追求したハーブティーを届ける。
2016年には、欧州最大の食品品評会iTQiで、日本初の三ツ星受賞を果たした「プレミアムレスト」を発表。埼玉の小さなハーブティー店が生んだ、新感覚の味わいが楽しめる。
今後の展望
埼玉県内外の食とクリエイティブを通じた地域活性化プロジェクト「SAINOKUNI MARCHE」は、「彩の国地域活性化協会」のもとで開催。同プロジェクトは、埼玉県の食に携わる皆様やクリエイターと地域住民が、経済活動を通じて交流する「場」を提供し、新たな絆を深めることを目的としている。
また、埼玉県内にとどまらず県外でも展開し、継続的に多くの人々が集うイベントとして、この取り組みを通じ、地域内外での連帯感や相互理解、助け合いが促進され、新たなコミュニティの形成を目指しているとのこと。
今後も、プロジェクトによって、地域の食やカルチャーが融合し、新たなビジネスや情報発信の機会が生まれ、埼玉県独自の食文化と魅力が広く発信されていく広がりに期待が寄せられる。
埼玉県の食や地域の魅力に触れられる楽しい機会をお見逃しなく!
■「彩の国マルシェ~明治安田ヴィレッジ丸の内Style~」開催概要
開催期間:3月7日(金)※雨天決行
開催時間:11:00~18:00
開催場所:明治安田ヴィレッジ丸の内1階アトリウム
住所:東京都千代田区丸の内2-1-1
彩の国マルシェHP:https://sainokunimarche.com
明治安田ヴィレッジHP:https://www.meijiyasuda-v.jp
(鈴木 京)