SHINeeのリーダーONEW(オンユ)がホストを務め、春をテーマに日韓の名曲をお届けする「オンユの春うた」を、3月7日(金)に東京/ガーデンシアターで開催。LDH 史上最大規模の 4.8 万人が参加したオーディション『iCON Z~Dreams For Children~』から誕生した4人組グループWOLF HOWL HARMONYをゲストに迎え、この日限りのスペシャルステージが実現した。
ステージ後方から爽やかなデニムのセットアップ姿で登場したオンユ。オープニングは、今年1月にリリースした最新アルバム『CONNECTION』から「Winner」を披露。パールアクアグリーン色のペンライトが光り輝くなか、オンユは力強く伸びやかな声でファンを魅了した。続く「beat drum」では、時折ダンスも交えながら、笑顔でパフォーマンス。ファンとのコール&レスポンスもバッチリ。
「みなさん、こんにちは!オンユです!みんな、すごく元気ですね!春が来ると、心がワクワクしますよね。暖かい春の風を僕の歌で感じて、この公演を楽しんでくださいね」と、あいさつ。次の曲へ行こうとすると、思い出したような顔で「あ!今日、築地に行って海鮮丼を食べました!」と、今日のTMI(Too Much Information)を報告し、会場を和ませた。
続いて、2022年にリリースした日本初ソロアルバム『Life goes on』から「鱗」と「キラキラ」の2曲を披露した。「鱗」のイントロを編曲したことで、出だしを間違えてしまうというハプニングもあったが、そこはオンユの茶目っ気ある笑顔でカバー。さらに、歌っている途中、少し喉の調子の悪さを感じ取ったオンユだったが、ファルセットを駆使しながら見事に歌い切り、プロとしての実力を見せつけた。
ここからはMCも登場し、トークコーナーへ。会場に集まったファンの春にまつわるエピソードを紹介するコーナーでは、高校卒業時に好きな人に告白する前にSHINeeの「Ring Ding Dong」を聞いて勇気をもらったというファンに「えー!まじ!?」と、驚くオンユ。そして、即興で「Ring Ding Dong」のワンフレーズを踊りながら披露し、会場を沸かせた。
夫婦で初めてオンユのライブに来た今日がまさに春の思い出になったと話すファンには、旦那さんがオンユのファンになったきっかけになったという韓国の音楽バラエティ番組『パラドンバダ』で歌った「君と僕の距離(Selene 6.23)」を、即興で披露し、会場は感嘆の声に包まれた。
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