「兄さんが旅立つ道が寂しくないように、共にしてくださればありがたいです」
突然亡くなった歌手故フィソンさんの弟が故人の「最後の瞬間を共にしてほしい」と伝えた。
フィソンさんの弟は12日、TaJoyエンターテインメントを通じて「僕の家族があまりにも大きな悲しみに陥った状態なので、誰よりも兄を愛した母親の健康を心配して家族だけで静かに葬儀を行おうと決めた」としながら「だが、兄を記憶して愛してくれた多くの方々に歌手フィソン、そして人間チェ・フィソンを追慕して送ることができる時間と場所を用意するのが礼儀だと思えて、遅くなったが喪屋を設けようと思う」と葬儀場の準備をする便りを伝えた。
これに先立ち、フィソンさんの遺族は静かに葬儀をしたいという意思を改めて伝え、国立科学捜査研究院(国科捜) の剖検後、遺体安置所なしで直ちに火葬するという意思を明らかにした。 だが、故人に向けた哀悼が数日間続き、故人を記憶する人々が最後のあいさつを伝えられるように葬儀場を用意することにした。
フィソンさんの弟は「僕の兄には誰も慰めてあげられない深い寂しさがいつも一緒にあった」として「僕は音楽と歌を通じてその感情を慰め昇華させ激しく生きてきた」と伝えた。(2ページに続く)