さす九の意味はさすが九州！いつから言われ始めたのか調査

2025年3月頃、Xやネットニュースで『さす九』という言葉をたびたび見かけるようになったと話題になっています。

そもそもさす九とはどんな意味？いつから誰が言い始めたの？と気になっている方も多いのではないでしょうか？

そこで今回はさす九の意味について調査。

ぜひチェックしてみてくださいね。

さす九の意味はさすが九州

『さす九』はさすが九州という意味で使われている言葉みたい。

残念ながらさす九はあまり感じのいい意味を持った言葉ではないようです。

多くのケースでは

このような場面で使われています。

多くの方から九州では男尊女卑の思考が根強く残っていると思われていることが、さす九の意味となっているようです。

『さす九』という言葉は2023年頃から使われ始めた可能性があるみたい。

Xをさかのぼってみると、2022年12月の段階ではさす九を使っている方は見受けられませんでした。

2023年1月頃から

さす九案件…

母親の実家つまりおばあちゃんちなんだけど夕飯の最初に小鉢で鶏皮ポン酢とか出てたらしくて羨ましすぎるさす九

さす九！
なるほど．さすが男尊女卑の九州、の略か。

といった投稿が見られるようになりました。

ちなみに当時はさす北九と表現している方も多く、北九州に限定して使用しているケースも。

男尊女卑という意味合いではなく治安が悪いといった風に使われているケースもあったようです。

さす九と言われるエピソードを3つ！

それぞれ見ていきましょう。

お茶出しについてのエピソードを紹介！

オッス！ワイ長子長女！
親が亡くなって、その法事で末席に座るのね。
そしたら親戚たちが「前に座り！」って言うんやけど、「お坊さんにおちゃ出さなアカンから…」って答えるとみんな黙るのwww。
誰かお茶くらい出してよ。
別にかまわんけど。
※兄弟は上座で微動だにせず。

女性がお茶出しをするのが当然といった風潮をさす九と表現したエピソードです。

食卓や座る場所についてのエピソードを紹介！

父の実家が九州の田舎で小さい漁港があるだけの島みたいなとこですが、盆も正月もいつでも昔から男性陣は広いスペースで飲んで食べて笑ってて、
祖母や私の母や叔母らは総出でキッチンで（料理が足りなくならないように）いそいそと料理を作っているだけのイベントでした。

幼い頃、我が家で親戚大勢集まった時。まだ小学校低学年で、久々に来た従姉妹達と遊びたかったのに
「あんたはここの家の女の子だから台所をしなければならない」
という叔母の怒髪天により半泣きになりながら、指先を痛めながらひたすら貝をむかされた。叔母の方が強かった為、母も何も言えず。

女性は台所仕事や配膳担当で、席にも座れないというエピソードのようですね。

洗濯物にまつわるエピソードを紹介！

親戚のお姉ちゃんが鹿児島に嫁いだんだが、洗濯物、女物を男物の上に干したら地面に叩きつけ「洗い直せ！」と怒鳴られたそうだ。
自分が幼児の頃に高校生で、70年代のアグネス・チャンみたいに可愛いお姉ちゃんだったが、20年ぶりに会った時は薩摩で揉まれてすっかり女丈夫になっててショックだった

よその県から嫁いで、文化に衝撃を受けたというケースもあるようです。

さす九とはさすが九州の略称。

このような意味で使われているみたい。

さす九という言葉が使われ始めた時期は2023年頃の可能性があります。

当記事ではさす九エピソードも紹介。

全員がそうだとか、地域性が関係しているだとかは言い切れませんが、どこでもそういったことは起きているのでしょうね。