湯治ぐらしは、湯治リトリートプログラム型滞在「七日一巡り(なのかひとめぐり)」を、大分県別府市にて3月21日(金)にオープンする。
湯治ぐらしについて
湯治ぐらしは、日本古来の養生法である湯治を、現代にフィットさせる形で、さまざまな事業を展開。
「日本古来のからだとこころの養生法である『湯治』を、世界の新しいライフスタイルへ」と掲げ、地球の恵みである温泉が持つ可能性を引き出し、地域や社会、そこに住む人や訪れる人の生活をより豊かなものにするための仕組みを創り、実装することをミッションとしている。
2泊以上からの湯治滞在を提供する「七日一巡り」
今回オープンする、湯治リトリートプログラム型滞在「七日一巡り」は、湯治場として有名な鉄輪温泉から車で5分ほど離れた閑静な小倉エリアに位置している。
コンセプトは、“おはよう、あたらしい自分”。温泉で心身を整える「湯治」は、日本古来の養生法だ。江戸時代に著された貝原益軒『養生訓』では、「湯治は七日で一廻り。二廻り、三廻りすると良い」とあり、ひとの生体サイクルに基づく温泉の滞在が、体調を整えることを示していたという。
湯治ぐらしは、人の心身が癒えていくには、自然の流れに合致した時の流れを感じることも改めて必要だと考えている。そのため「七日一巡り」では、1泊ずつの宿泊はあえて用意せず、移動を伴わない1日以上を設けてゆっくりと過ごしてもらうため、2泊以上からの湯治滞在を提供。慌ただしい日常から少し距離を置き、生体サイクルに合った長期の湯治リトリート滞在により、自身の身体と心に向き合う時間を持てる、新しい温泉地の滞在スタイルだ。
各種ウェルネスプログラムを用意
また「七日一巡り」では、湯治の大切なエレメントである「温泉・入浴」「食」「運動」「交流」に関連する各種ウェルネスプログラムを用意。
滞在中は、好きなプログラムに好きなだけ無料で参加可能な「プログラム・インクルーシブ型」の新しい温泉地滞在を提供する。
温泉に関するプログラムは、血圧、血管年齢、自律神経バランス、ストレス度、体の柔軟性などを計測し、健康状態に基づいたカウンセリングを実施する「計測＋カウンセリング」、
温泉のプロが入浴を共にし、入浴指導を行う「入浴指導」、
温泉の魅力を深く知ることで、知的好奇心が刺激され、より温泉を楽しめるようになる「温泉学講座」。
食に関するプログラムは、食の面から心身の健康改善を図る「腸活ワークショップ」、
滞在している人の食事改善につながる「自炊カウンセリング」、
五行に即した個別のライフスタイル別、季節別に様々な講座を実施する「ライフスタイル×自律神経の整え方講座」。
運動に関するプログラムは、自分の体重を使った整体と繰り返す深呼吸により、日々の忙しさで溜まった疲れ・肩こり・腰痛などが改善する「自力整体」、
湯けむりが立つ鉄輪温泉や小倉、明礬温泉の街歩きをガイドしてくれる「湯けむり街歩き」を展開。
なお、一部のプログラムは、別府に住んでいる地域住民や別府に滞在中の観光客など、ビジターの利用者も参加できる。
客室は6種類
客室は、客室露天風呂付きの「松(Matsu)」定員1～4名と、
「竹(Take)」定員1名。
ベッドスタイルの「欅(Keyaki)」定員1名と、
「楓(Kaede)」定員1名。
ほかにも「梅(Ume)」定員1～2名、
「杉(Sugi)」定員1～3名があり、計6種類の客室を用意している。
また、大浴場、
小浴場の温泉や、
湯治文化の醍醐味である自炊を楽しめる広めのキッチン、
滞在中の人同士で交流ができるリビング、
ロビーラウンジ、
長期滞在に必要なランドリーなど、共有で使用できるスペース・設備も揃っている。
ゆっくりと自分自身を見つめ直そう
湯治ぐらしは、さまざまなウェルネスプログラムを通じて、自身の身体や心と向き合い、あたらしい自分に出会う、そんな場でありたいと願っている。
四季折々の表情を見せてくれる木々の彩りや、悠然とした自然の移ろいを感じながら、「七日一巡り」でゆっくりと自分自身を見つめ直してみては。
■七日一巡り
住所：大分県別府市小倉1組
「七日一巡り」詳細ページ：https://www.toji-gurashi.jp/nanokahitomeguri
湯治ぐらしWEBサイト：https://www.toji-gurashi.jp
(佐藤ゆり)
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