カン・ハヌル主演映画「ヤダン」、公開初日ボックスオフィス1位
俳優カン・ハヌル、ユ・ヘジン主演の「ヤダン(原題)」が、公開初日のボックスオフィスで1位を獲得した。
17日映画振興委員会映画館入場券統合電算網によると、「ヤダン」は16日、1日8万5661人を動員し、「勝負」を差し置き1位に上がった。青少年観覧不可等級というハンディキャップにもかかわらず、平日1日8万観客を動員する気炎を吐いた。前売り率も1位だ。「ヤダン」は17日午前8時基準、前売り観客数7万人を超え、圧倒的な数値でトップを占めた。今月30日公開するマ・ドンソク主演「聖なる夜:デーモンハンターズ 」以外には明確な競争作はなく、当分の間「ヤダン」のボックスオフィスでのトップ疾走が続くものと推測される。
2位は「勝負」が占めた。「勝負」は同期間1万3639人を動員し、累積観客数187万9776人を記録した。先月26日公開以来1位を守ってきた「勝負」は「ヤダン」の攻勢に押され1位を初めて逃した。
3位は劇場版「進撃の巨人完結編THE LAST ATTACK」、4位は「ブリジット・ジョーンズの日記:ニューチャプター」、5位は「Maria」の順となった。
「ヤダン」は韓国の麻薬界を設計するブローカ “ヤダン”を扱った最初の映画で、韓国の麻薬捜査の裏取引現場を生々しく描いた作品だ。
映画「ソウルの春」「ハルビン」などの制作を手がけたHive Media Corpの作品で、カン・ハヌル、ユ・ヘジン、パク・ヘジュン、リュ・ギョンス、チェ・ウォンビンなどの豪華キャストで期待を集める。俳優と演出を並行しているファン・ビョングク監督がメガホンを握った。
「ヤダン」は、麻薬犯罪捜査現場に実際に存在する隠語で、減刑などを条件に捜査機関に麻薬容疑犯罪者に関する重要情報を渡すブローカーを指す単語だ。