【東京都千代田区】スラム街から生まれたアートプロジェクト「BONBO STARS」が、初の単独展覧会を開催!

ENTAME


アフリカ・ガーナのスラム街発のアートプロジェクト「BONBO STARS」の初となる単独展覧会「BONBO STARS展 ― From the Slum to the World」が、4月26日(土)~6月15日(日)の期間、東京都千代田区の「万世橋チューブ(マーチエキュート神田万世橋内)」にて開催中だ。

「BONBO STARS」について


「BONBO STARS」の活動拠点となる、アフリカ・ガーナのスラム街「アグボグブロシー」は、世界中の電子廃棄物が集まる“世界最大級の電子機器の墓場”として知られている。美術家・長坂真護氏は、この地に集まった廃棄物を使ってアートを制作し、その売上をもとに現地でさまざまな活動や事業を展開。雇用を生み出すことでスラム撲滅を目指している。その活動のひとつが「BONBO STARS」プロジェクトだ。


2019年、長坂氏がアグボグブロシーに初めての文化施設「MAGO E-WASTE MUSEUM」を建設した際、地元の若者たちが作品制作を手伝い、初めてアートに触れ、夢中になっていった。彼らにアートの才能があることに気づいた長坂氏は、彼らの才能を世界に届けたい、そしてスラム街からスーパースターを生み出したい、という想いから、同プロジェクトをスタートした。

“BONBO”とは、現地の言葉で「幸福な」「幸あれ」という意味で、若者たちの希望の象徴でもあるという。

売上の10%を作家本人に還元


「BONBO STARS」の作品は、日本など先進国で販売され、売上の10%が作家本人に還元される。これまでに200点以上が販売され、収益で家を建てたり学費に充てるなど、彼らは少しずつ自分たちの未来を切り拓いている。

なお、残りの収益は、現地ギャラリー「MAGO GALLERY Agbogbloshie」の運営や画材購入に活用されているとのことだ。

12名のアーティストによる約50点の作品を展示


現在開催中の「BONBO STARS展 ― From the Slum to the World」では、12名のアーティストによる約50点の作品を展示。


厳しい環境の中でアートと出会い、人生を動かしていった若者たちによる作品群の中には、初期からの歩みが感じられる作品も含まれており、彼らの成長や変化にも触れることができる。


また、アグボグブロシーの現状を伝える映像や、各アーティストの紹介パネルを設置し、アートを通じて社会とのつながりや希望を感じられる空間を演出している。

この機会に、アフリカ・ガーナのスラム街発のアートプロジェクト「BONBO STARS」の作品に触れてみては。

■BONBO STARS展 ― From the Slum to the World
会期:4月26日(土)~6月15日(日)
会場:万世橋チューブ(マーチエキュート神田万世橋 S1)
住所:東京都千代田区神田須田町1丁目25番地4
時間:11:00〜20:00
入場料:無料
休館日:5月7日(水)、6月2日(月)
特設サイト:https://bonbostars.wixsite.com/manseibashi

マーチエキュート神田万世橋:https://www.ecute.jp/maach
長坂真護オンラインギャラリー:https://magogallery.online

(佐藤ゆり)

The post 【東京都千代田区】スラム街から生まれたアートプロジェクト「BONBO STARS」が、初の単独展覧会を開催! first appeared on ストレートプレス:STRAIGHT PRESS - 流行情報&トレンドニュースサイト.

タイトルとURLをコピーしました