「防弾少年団(BTS)」のJINの2ndミニアルバム「Echo」が16日午後1時、全世界同時発売を迎える。
前作「Happy」が人々に幸せを届けることに重点を置いていたのに対し、「Echo」はより率直で深い共感を呼ぶ作品となっている。君と僕、そして僕たち、愛と友情、日常で直面する選択の岐路まで。JINは誰もが一度は経験するであろう感情や状況、日常の生活を彼ならではの視点で捉え、7曲の音楽で表現した。
タイトル曲は「Don’t Say You Love Me」だ。恋人との関係が崩れていく状況でも、愛ゆえに互いを容易に手放せないという矛盾を歌った楽曲だ。愛に対する二重の感情を扱いながらも、メロディーとJINのボーカルは淡泊かつ繊細に響く。
以下はJINとの一問一答。
Q. 6カ月ぶりに2ndミニアルバム「Echo」でカムバックした感想は?
最近、バラエティー番組によく顔を出していましたが、やはり本業は歌手なので、自身の歌とステージをファンの皆さんに披露したいと強く思っていました。もちろん、ゆっくりと休みたい気持ちが全くなかったわけではありません。それでも精力的に活動してきたのは、そうした思いがあったからです。今回のミニアルバム「Echo」を通じて、「歌うJIN」としての姿を皆さんにお見せできることを大変うれしく思っています。
Q. アルバムの構成とタイトル曲「Don’t Say You Love Me」を選んだ理由は?
ジャンルに制限を設けず、公演で披露しやすい楽曲でアルバムを構成しました。公演が盛り上がってこそ、聴いてくださる方々も楽しめるからです。しかし、タイトル曲は何よりも聴きやすい曲であってほしいと思いました。「Don’t Say You Love Me」は他の収録曲に比べてテンポは遅いですが、最もリラックスして聴いていただけると確信しました。
Q. 収録曲の作詞に関する裏話があれば?
私は歌を聴いてパッと浮かんだ感覚を維持しながら作詞するほうです。「雲と旅立つ旅行」を作る際は、アニメをよく見ました。「Nothing Without Your Love」を作るに当たっては公演会場でパフォーマンスをする自分の姿を思い浮かべました。そのためか、この曲を作りながらよく胸が熱くなりました。感情が込み上げてきてのどが詰まり、しばらく歌えなくなったほどです。
Q. 「Don’t Say You Love Me」のミュージックビデオで、女優シン・セギョンさんとの共演はいかがでしたか?
女優の方と共演するのは初めてだったので、とてもぎこちなく、不慣れでした。緊張が高まると、想像していたようにうまくいきませんでした。それでも熱演してくださったシン・セギョンさんには本当に感謝しています。よく見ると、ぎこちない私を発見するかもしれません(笑)。
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