トロット歌手キム・ホジュンが、”ひき逃げ容疑”事件で懲役2年6か月を確定した。
去る19日、法曹界によるとキム・ホジュンはこの日最高裁に上告取り消し書を提出し、2審が宣告した懲役2年6か月の刑がそのまま確定した。
キム・ホジュンは昨年5月9日午後11時40分ごろ、ソウル市江南区アックジョン(狎鷗亭)洞の道路で反対車線にいたタクシーに追突する事故を起こして逃走した容疑で裁判を受けていた。
キム・ホジュンは事故から17時間が過ぎて警察に出頭し運転の事実を認めた。彼はその過程で飲酒の疑惑を否定したが、監視カメラ映像などで飲酒の状況が明らかになると事故から10日ほどで飲酒の事実を認めた。
しかし検察は血中アルコール濃度を逆算するウィドマーク公式で事故当時のキム・ホジュンの正確な飲酒数値を特定するのは難しいと判断し、道路交通法上飲酒運転容疑では起訴しなかった。
キム・ホジュンの飲酒事故を隠蔽(いんぺい)することに関与した容疑で起訴された前所属事務所代表と本部長はそれぞれ懲役2年と1年6カ月を、キム・ホジュンの代わりに虚偽の自首をしたマネージャーA氏は懲役1年執行猶予2年が下された。
これに先立ち、ソウル中央地裁刑事控訴5‐3部(部長判事キム・ジソン、ソ・ビョンジン、キム・ヨンジュン)は先月25日に特定犯罪加重処罰などに関する法律違反(危険運転致傷)などの容疑で裁判となったキム・ホジュンに1審と同じ懲役2年6か月を宣告した。
以降、キム・ホジュンは去る1日には判決を不服として上告書を提出し、控訴審以降大型ローファームをはじめとし様々な法律の専門家にすべての可能性を念頭に置いて検討を続けて来たとされている。しかし、苦心の末に上告しないことにした。
WOW!Korea提供