有田焼の強化磁器製子ども食器で未来の食卓を育てるプロジェクトがクラファンに挑戦中

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バッグやバラエティー雑貨の企画販売などを手がける元林は、子どもたちの食事の時間をより豊かで安全にするため、有田焼の強化磁器製子ども食器「Nico Plate(ニコプレート)」のクラウドファンディングを、5月20日(火)〜6月20日(金)にCAMPFIREにて実施している。

強化磁器による給食食器製造に取り組む

元林の九州事業所は、地場産業との連携を模索する中で、佐賀県有田町に拠点を置く強化磁器製造に特化した商社「匠」と出会い、今回のプロジェクトにつながった。

匠の強化磁器による給食食器

匠は、1986年に設立され、その当時、有田町周辺の学校給食はプラスチックなどの器で配膳されていた。こうした食器で育った子どもたちが大人になったとき、日本の磁器の食器の良さが理解できるのか、有田焼のことを知る人がいなくなるのではなり、有田焼産地は消滅してしまうのではないかといった不安を感じた。そこで、給食の中に「有田焼 磁器食器」をとの思いを抱き、設立時から強化磁器による給食食器を主力製品として製造に取り組んだという。

プラスチックではなく、“育てる器”を

子ども用の食器は、軽くて割れにくいプラスチック製やシリコン製などが一般的だが、「においや着色が残る」「質感に温かみがない」「安っぽく感じる」といった声も多く聞かれる。

元林は、「小さな頃から本物の磁器に触れ、成長しても長く使える器を作れたら…」「子どもが最初に使う器こそ、本当に大切に選んであげたい。“本物”の器を使って食事を豊かな時間として記憶してほしい」という想いから、匠の協力のもとプロジェクトを始動。有田焼の伝統技術と現代のライフスタイルを融合させた、「子どもにやさしい“本物”の器で未来の食卓を育てる」プロジェクトだ。

匠で打ち合わせ

「大切な“食べる時間”をもっと豊かに、そして安全にしたい」と考え、伝統ある有田焼の技術に、割れにくさと使いやすさを加えた“強化磁器”を用いて、子どもたちの未来につながる新しい食器「Nico Plate」をつくることを決意した。

すくいやすい形状、丈夫で衛生的

「Nico Plate」には、子どもに優しいさまざまな工夫が施されている。


器の一方の周縁部が内側にかぶさっており、底部には傾斜が付いているので食物が集まり易く、スプーンでもこぼれにくく、すくいやすい形状になっている。


材質は、一般の磁器に比べて約3倍の強度がある強化磁器なので、破損率が少なく経済的。特殊な形状でありながら、収納性を考慮した形状と裏底の安定性で、かさなりが良いのもポイント。


電子レンジ・食洗機での加熱にも問題なく、酸・アルカリにも強く変色や変質もしない。磁器質のため有害物質の溶出はなく、表面に汚れがつきにくく衛生的だ。

大きくなっても使えるカラーで2サイズが登場

離乳食や幼児食にも、自分で食事できるようになった子どもが、物を大事にするという気持ちを学びつつ食事ができるよう、大人になっても使い続けられるカラーのイエローとブルーを使用。


サイズは2種。離乳食期の子どもに軟飯等を食べさせるのにちょうどいい「小サイズ」は、汁気のある煮物などの副菜用の小鉢として使うのもおすすめ。


1歳頃から自分でスプーンを使い始める時期にぴったりの「大サイズ」は、オムライスや炒飯など、毎日のメニューに大活躍間違いなし。毎日の食卓に自然にフィットして、食事をより豊かに演出してくれる。


クラウドファンディングでは、50万円を目標にしており、支援金は製造費用、パッケージ開発費、広報費などに使用される。大小のお皿2アイテムからスタートし、支援した人には完成品が届けられる。

「子どもにやさしい“本物”の器で未来の食卓を育てる」プロジェクトを支援して、子どもたちの大切な“食べる時間”をもっと豊かにしてみては。

CAMPFIRE:https://camp-fire.jp
プロジェクト名:子どもたちのために、食べやすくて割れにくい食器を有田焼の強化磁器でつくりたい

元林HP:https://www.motobayashi.co.jp

(山本えり)

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