【滋賀県守山市】6月中旬〜下旬が見頃に「大庄屋諏訪家屋敷」で重厚な建物と涼しげな半夏生を楽しむ

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滋賀県守山市赤野井町にある、守山市指定文化財(史跡)「大庄屋(おおじょうや)諏訪家屋敷」の「半夏生(はんげしょう)」が、6月中旬〜下旬にかけて見頃となる。

歴史ある建物や庭園の見学ができる穴場


守山市文化体育振興事業団「大庄屋諏訪家屋敷」は、守山市の指定文化財。半夏生以外にも、主屋や書院といった約200年前の建物と約300年前の茶室が今に伝わっている。小さな空間だが、見ごたえある大型農家住宅という建築が見学することができる。

また、書院の奥座敷からは、築山と大きな岩を配した枯山水(かれさんすい)庭園が眺められる。主屋北側と書院中座敷からは、中央に琵琶湖型の池とその周辺に飛び石を配置した池泉回遊(ちせんかいゆう)式庭園を見ることができる。

JR守山駅より近江鉄道バス赤の井別院バス停下車徒歩3分、名神高速道路栗東ICより約20分、琵琶湖大橋東詰より約10分という立地にある、滋賀県の穴場だ。

雑節の半夏生の時期に葉の一部が白く変わる植物


夏至から数えて11日目の頃に、雑節のひとつ「半夏生」がある。同じ字の草花のハンゲショウ「半夏生」は、ドクダミ科の多年草で、草に匂いがあるのが特徴。雑節の頃、花が咲く時期になると葉の一部が白く変わる様子から、「半化粧」という字が当てられたり、カタシログサ(片白草)という名で呼ばれたりする。

半夏生と青い空と白銀色の茅葺屋根が織りなす一コマ

「大庄屋諏訪家屋敷」では、池泉回遊式庭園に「半夏生」が綺麗に群生している。6月中旬〜下旬のこの時期にだけ、一部の葉が白くなる半夏生と青い空と白銀(はくぎん)色の茅葺屋根が合いまって、初夏の涼しげな一コマを映し出す。この機会に、「大庄屋諏訪家屋敷」の重厚な建築と「半夏生」を観賞し、自然の不思議、神秘さを感じてみよう。

「大庄屋諏訪家屋敷」に出かけて、半夏生と青い空と白銀色の茅葺屋根が織りなす、初夏の涼しげな景色を楽しんでみては。


■大庄屋諏訪家屋敷
住所:滋賀県守山市赤野井町171-1
開館時間:9時〜17時(入館は16時半まで)
休館日:火曜日・祝日の翌日(その日が土日祝日の場合はその翌日)
入館料:大人300円、小中学生・障がい者150円
公式サイト:https://moriyamabuntai.com/suwake
公式Instagram:https://www.instagram.com/suwakeyashiki

(山本えり)

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