韓国俳優チュ・ヨンウと女優シン・シアが、「今夜、世界からこの恋が消えても」の韓国版にキャスティングされた。
一条岬の同名小説を映画化した「今夜、世界からこの愛が消えたとしても」は、寝て起きたら記憶がリセットされる前向性健忘を患っている女子学生と、無味乾燥な日常を生きている平凡な男子学生の初々しい切ない恋を描いた作品。
韓国の感性で新しく生まれ変わる「今夜、世界からこの恋が消えても」が5日の電撃クランクインを控えて台本読み合わせおよび考査を行なった。
チュ・ヨンウは、本作を通じて映画に初挑戦する。劇中で人生の目標なしにただ一日一日を生きていくキム・ジェウォン役を務め、自身とは正反対のハン・ソユンに出会って徐々に変化していく人物。チュ・ヨンウは冷たい雰囲気のシニカルな魅力から、その中に隠された温かい心、そしてソユンと親しくなり、どっぷり恋に落ちる姿まで幅広い演技スペクトラムを通じて多彩な感情を描き出し、“青春ロマンスのお手本”を見せてくれる予定。チュ・ヨンウは「原作小説と映画のどちらも面白く見た作品なので、ぜひとも一緒にしたかった。オファーが入ってきた時から期待が大きかったし、必ずうまくやり遂げたい」と抱負を明らかにした。
シン・シアが演じるハン・ソユンは、前向性健忘を患っているが、ちゃめっ気にあふれて肯定的なエネルギーで何事も楽しく生きていこうと努力する少女。シン・シアはキャラクターほどさわやかなビジュアルと没入度の高い感情演技で多様な魅力を放ち、観客に新しい初恋アイコンとして印象付ける予定。シン・シアは映画撮影に先立って「原作小説のファンとして、好きな作品の人物を務めることができてとても幸せでわくわくしている。温かい気持ちが観客の皆さんにしっかり届くように撮影に最善を尽くして臨むようにする」と伝えた。
長編デビュー作の「大丈夫、大丈夫、大丈夫!」で評価団や観客から好評を得たキム・ヘヨン監督が演出する「今夜、世界からこの恋が消えても」は2025年に韓国での劇場公開を目標に制作を進めている。
WOW!Korea提供