【京都府京都市】西陣織を使用したスニーカーブランド「FUGA」誕生！嵐山にブランド初の直営店OPEN

京都府京都市に本社を構えるさくらが、7月12日(土)、京都の伝統工芸「西陣織」を使用した新たなスニーカーブランド「FUGA(フーガ)」の初直営店舗を、京都・嵐山にオープンする。

日本の伝統素材や技法を融合

時代の変化とともに、日本の手仕事や文化は姿を消しつつあるとのこと。継承する人が減るなかで、その美しさや技術が忘れられていくのは、あまりにも惜しい…。さくらは、その価値をもう一度、現代の中に呼び戻したいと考えたという。

そして選んだのは、現代のライフスタイルに不可欠な「スニーカー」という舞台。そこに、日本の伝統素材や技法を融合させて、全く新しい一足「FUGA」を生み出した。

ブランド名「FUGA」には、二つの意味が込められているそう。一つは、自然や季節、心の奥にある静けさを感じる、日本独特の美意識を象徴する言葉「風雅」だ。

もう一つは、 Fusion(融合)・Unique(独自性)・Generation(世代)×Great(素晴らしい)・Authenticity(真の価値)×Amazing(驚くような)という英単語の頭文字に由来している。

つまり「FUGA」とは、「伝統と革新を融合させ、世代を超えて伝える、真の美しさ」を意味する名前なのだ。伝統は、ただ「守る」だけではなく、「活かす」ことでこそ生き続ける。「FUGA」は、そんな未来への一歩をスニーカーとともに歩み出す。

歴史ある西陣織を再構築したスニーカーブランド「FUGA」のブランドコンセプトは、「唯一無二を、踏み出そう」。

伝統と革新、文化と機能が交差する“融合(フュージョン)”をブランドの核に据え、歴史ある西陣の美と、現代のテクノロジーを融合し、見る者の心を鷲掴みにする、鮮烈かつ洗練されたデザインを展開する。

「FUGA」の特徴は、中国・明の時代より伝わり、京都・西陣の地で受け継がれてきた伝統織物「金襴(きんらん)」を取り入れていること。一反ごとに異なる表情を持つ金襴の生地が使われているので、柄の出方が一足一足異なり、すべてが世界にひとつだけの一品となっている。

「FUGA」のスニーカーに使用されている靴紐には、奈良時代から受け継がれる伝統技法「くみひも(組紐)」を採用。数本から数十本の糸を交差させながら丁寧に組み上げ、表面には深い陰影と立体感のある美しい組み目が浮かび上がる。

全モデルに、登山・スキーランニングなど過酷な環境で実績を誇る、イタリアVibram(ビブラム)社の「MEGA GRIP」ソールを採用していることにも注目。優れたグリップ力と柔軟性が、街歩きから旅先まで、あらゆるシーンで快適な歩行をサポートしてくれる。

「FUGA」のアイテムを紹介しよう。

「Easy in」￥40,700は、西陣織金襴スリッポンシューズ。「FUGA」のシューズコレクションの中でも、日常に自然と溶け込み、履くたびに心地よさを実感できるモデルだ。

最大の特長は、手を使わずに“すっと”履ける設計。柔らかく設計されたかかと部分により、驚くほどスムーズに足を差し込むことができる。

「Standard」￥41,800は、西陣織金襴カップソールスニーカー。細すぎず厚すぎない、絶妙なバランスで設計されたフォルムは、足元に自然な存在感を生み出し、履く人の足にすっと馴染んで、どんな装いにも美しく溶け込む「FUGA」の万能モデルだ。

「RGS」￥46,200は、西陣織金襴ローリングゲートシューズ。弓なりに設計されたソールが足の動きにしなやかに寄り添い、まるで導かれるような自然な歩行感をもたらしてくれる。

着地時の衝撃はしっかりと吸収しながら、そのエネルギーを、次の一歩を踏み出す力強い推進力へと変換。歩けば歩くほど、足取りが軽くなるような快適さに包まれるという。

「FUAG」ブランドの誕生にあわせて、7月12日(土)、嵐山の中心地に「FUGA 京都嵐山」がグランドオープン！店内では、ブランドの世界観を体現した空間の中で、「FUGA」の全ラインナップを手に取り、質感を感じながら、唯一無二の“日本を履く”を体感することができる。

“日本の伝統と未来を足元から世界へ”発信する「FUGA 京都嵐山」に足を運んでみては。

■FUGA 京都嵐山
住所：京都府京都市右京区嵯峨天龍寺造路町20-24
営業時間：10:00～18:00

FUGA公式オンラインショップ：https://fugakyoto.jp
FUGA Instagram：https://www.instagram.com/fuga_kyoto

(佐藤ゆり)