上越みらい公園プロジェクト準備委員会は、新潟県上越市にて、子どもから高齢者まで誰もが安心して挑戦できる“共生の公園”「上越みらい公園」の整備を進めており、7月下旬の開園を目指している。そして現在CAMPFIRE(All-in方式)にて、施設整備に向けたクラウドファンディングを実施中。さらなる支援と情報拡散を呼びかけている。
上越に子どもたちが安心して挑戦できる場を
上越みらい公園プロジェクト準備委員会の代表は、約25年前、不登校に悩みながら10歳でBMXに出会い、「挑戦する体験が人生を変える」ことを実感した当事者。その原体験を胸に、市役所へ単身直談判したことからこの物語がスタートした。
80名が集まったキックオフを手始めに、まずは仲間が集まり手づくりでスケートパークを設立。パークは延べ2万人を超える来場者が集まり、コロナ禍にはクラウドファンディングにも挑戦。地域の応援で乗り越えることができたという。
そして今、新たなチャレンジとして動き出したのが「上越みらい公園」設立に向けての挑戦。海も山も街も30分圏内という、自然と都市が共存する上越の強みを活かして、スケートボード・バスケットボール・ダンス・緑地広場が交差する複合公園を、市民の手でつくろうとしている。
目指すのは、子どもも高齢者も、障がいのある人もない人も、誰もが主役になれる“共生の公園”。「挑戦」と「やさしさ」が共に育つ、上越発・未来の発信基地に向けて、クラウドファンディングに挑戦している。
上越市には、安全にスケートボードやバスケットボールを楽しめる公共施設が不足しているという。今回プロジェクトの中心として活動している上越アクティブスポーツ協会は、10年以上公共のスケートパークを実現するために、署名活動やイベントを続けており、今回のプロジェクトは地域の願いを形にする一歩となる。このプロジェクトは、上越市からも後援を受けた市有地活用プロジェクトとなっている。
誰もが主役になる“共生の公園”実現のためのビジョン
上越みらい公園プロジェクト準備委員会では、誰もが主役になれる“共生の公園”を実現するために、3つのビジョンを描いている。
1つ目が、スケートボード・バスケットボール・ダンスを無料で楽しめる場として、世代やバックグラウンドを超えたコミュニティが自然と育まれる環境づくり。
2つ目が、経済的なハードルを取り払い、誰もがスポーツや自己表現に挑戦できる、そんな“自信と経験”を育む原体験の場の提供。
3つ目が、上越発「3Sカルチャー」の発信ハブとなること。3Sとは「Skate」「Snow」「Surf」の頭文字をとったもの。街でスケートボード・山でスノーボード・海でサーフィンを30分圏内で満喫できる上越の特性を活かし、横ノリカルチャーのリアルな魅力を内外に発信していくことを目指している。
「上越みらい公園」概要
「上越みらい公園」の利用料金は常時無料。場所は、上越市富岡・ウイングマーケットセンターに隣接する市有地約4,000平米。
設備は、屋外スケートパーク(旧施設セクション移設)、
フルサイズバスケットボールコート、
イベントステージ、芝生広場、健康遊具、キッズエリア。屋外スケートパークは、将来的にコンクリート製の全天候型へと拡張する構想がある。
クラファン概要
「上越みらい公園」設立のためのクラウドファンディングの目標金額は600万円。実施期間は7月31日(木)の23:59まで。
主なリターンは、オリジナルTシャツ、地元産新米コシヒカリ、障害福祉事業所の味噌セット、上越妙高産のクラフトビール(限定30セット)、植樹権(限定20本)、コーヒーチケット、初心者向けスケートレッスン等。
今後のスケジュールは、7月下旬に「上越みらい公園」をオープンし、7月31日(木)にクラウドファンディングを終了、8月下旬からリターン品の発送を開始する予定だ。
上越みらい公園プロジェクト準備委員会について
上越みらい公園プロジェクト準備委員会は、新潟県上越市で「上越みらい公園」プロジェクトを推進する地域ボランティア。スケートボードやバスケットボール、ダンスなど、子どもから大人まで誰もが自由に楽しめる公園づくりを目指し、上越アクティブスポーツ協会、S.O.Pダンススクール、理容コバヤシが主体となって活動している。地元企業40社以上の協賛と市有地を活用したプロジェクトで、地域の“みらい”を市民と一緒につくりたいと考えている。
“誰もが主役になれる”場所を目指す「上越みらい公園」設立のためのクラウドファンディングを応援してみては。
CAMPFIRE：https://camp-fire.jp
プロジェクト名：一緒に「みらい」を創りませんか？〜上越みらい公園プロジェクト〜
(yukari)
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