8歳の子どもが能登半島地震を描いた絵本を、全国に届けるためのクラファンに挑戦!

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門前のパンダちゃん義援金プロジェクトは、『門前のパンダちゃん』を全国の子どもたちに届けるために、7月7日(月)12:00~8月24日(日)23:59の期間、クラウドファンディングサイト・CAMPFIREで実施している。

『門前のパンダちゃん』は、石川県白山市在住の8歳の子どもが描いた、能登半島地震をやさしく伝える絵本だ。

子どもの言葉で震災が描かれた『門前のパンダちゃん』

門前のパンダちゃん義援金プロジェクトの代表・大脇希映氏は、2024年1月1日(月)に発生した能登半島地震発災当時、石川県輪島市門前町黒島町にある祖父母の家が全壊認定を受ける状況を目の当たりにしたという。


現地の厳しい状況を受け、「自分に何ができるのか」を真剣に考え続ける中、同氏の8歳の娘が地震の体験や想いを1つの絵本にまとめた。それが『門前のパンダちゃん』だ。

『門前のパンダちゃん』は、同氏の祖父母の家で、倒れた家具の隙間で発見された“ぬいぐるみのパンダちゃん”の視点を通して、子どもの言葉で震災が描かれている。震災を知らない小さな子どもにも「やさしく、でも真剣に」、何が起きたのかを伝えてくれる絵本だ。

大脇希映氏は、地震へのまっすぐな思いがこめられたこの絵本に心動かされ、「これを広めていかなければ」と強く思ったという。そして同じように「能登のために何かしたい」と願う人達が少しずつ集まり、やがて門前のパンダちゃん絵本プロジェクトとして、チームでこの活動に取り組むようになった。

門前のパンダちゃん絵本プロジェクトは、震災を経験していない子どもにも、“その時、何が起きたのか”を心で感じてもらうことで、家族や地域、命の大切さを考えるきっかけになればと、地震の記憶を「伝える」活動を続けている。

能登の復興にはまだまだ時間が必要だ。門前のパンダちゃん絵本プロジェクトは、『門前のパンダちゃん』が大人の心にも静かに届いて、支援の輪が少しずつ広がることを願って活動している。

義援金を「黒島みらい会議」に寄付

『門前のパンダちゃん』は、文芸社主催の「第27回えほん大賞」で「サンシャインシティ絵本の森賞」佳作を受賞。自費で印刷された初版500部は、金沢まいもん寿司グループ協力のもと、募金に協力した人に渡す形式で配布された。

初版500冊は約3週間で完配し、6月に300冊を増刷したそう。この活動の募金のすべては、絵本の舞台となった輪島市門前町黒島地区の「黒島みらい会議」へ届けられる予定だ。

『門前のパンダちゃん』を全国の子どもに届けるために

『門前のパンダちゃん』には、大人の目線では拾いきれない“子どもの視点”が詰まっている。だからこそ、読む人の心にやさしく届き、震災の重みや、そこで生きる人たちの想いをそっと伝えてくれるだろう。

そう信じて活動する門前のパンダちゃん義援金プロジェクトは、能登半島地震の記憶を「風化させず」「やさしく伝える」ことを目的に、クラウドファンディングに挑戦することに。同書を増刷し、全国の学校・幼稚園・保育園・図書館等への寄贈を目指している。

震災を風化させないために、未来を担う子どもたちの心に、やさしく、しっかりと「伝える」活動として。『門前のパンダちゃん』を全国の子どもに届けるためのクラウドファンディングを応援してみては。

CAMPFIRE:https://camp-fire.jp
プロジェクト名:8歳の“想い”が能登半島地震を伝える。『門前のパンダちゃん』絵本寄贈プロジェクト

(yukari)

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