女優ファン・ジョンウム、4億超横領の会社の金の使い道は暗号資産投資だけじゃなかった…税金や融資の利子に

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会社の金を横領した疑いが持たれている韓国女優ファン・ジョンウム(40)が、投資だけなく自分のカード支払いなどに使ったことが明らかになった。

11日、朝鮮日報によると、ファン・ジョンウムはフンミンジョンムエンターテインメントの資金計43億4163万6068ウォン(約4億6053万円)を個人口座に移した。フンミンジョンムエンターテインメントはファン・ジョンウムが持分100%を所有した家族法人だ。

ファン・ジョンウムはこのうち42億1432万4980ウォンを暗号資産投資などに使った。自分の財産税や地方税を払うためにカード支払い代金計443万9796ウォンも使い、横領容疑が適用された。株式担保融資の利子104万2552ウォンも横領した金で分割納付した。

当初、ファン・ジョンウムは会社名義で暗号資産口座を開こうとしたが、容易ではなく、仮支給金の名目で資金を引き出し、暗号資産に投資したとしていた。検察はファン・ジョンウムが返済期限や利子率などを約定する契約書を作成しなかったと見た。

また、ファン・ジョンウムは2022年7月11日、済州道で会社名義による8億ウォンの融資を受けた。会社の口座にあった7億ウォンを個人口座に移し、全額を暗号資産に投資した。同年10月まで13回にわたって同じ方法で投資が行われた。

済州地方裁判所は昨年12月31日、ファン・ジョンウムを特定経済犯罪加重処罰法上横領の疑いで裁判に渡した。5月に開かれた初裁判でファン・ジョンウムは容疑を全て認めた。

所属事務所のY.ONEエンターテインメントを通じて立場を明らかにしたファン・ジョンウムは「2021年ごろ、周囲の人から暗号資産投資を通じて会社の資金を増やしてみろと勧誘された。会社名義の資金だったが、自分の活動で稼いだ収益だったため、未熟な判断をした」と謝罪した。

またファン・ジョンウムは先月17日、43億ウォンを全額返済したと発表。Y.ONEエンターテインメントは「私有財産などを処分し全額返済した。フンミンジョンウムエンターとファン・ジョンウム間の金銭的関係は解消された。個人法人所有主として税務・会計知識が不足していた。物議を醸したことに深く反省している」と述べた。

一方、ファン・ジョンウムの2次公判は8月21日に開かれる予定になっている。

WOW!Korea提供

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