
2024年度夏休み分実施時の様子
フードバンク団体「セカンドハーベスト京都」は、「2025年度こども支援プロジェクト」を実施。7月19日(土)、京都府内にいる1,200世帯2,500名以上のこどもたちへ、給食のない夏休み期間中に使用できる食料を無償で届ける。
今年度は1,200家庭へ食料支援を実施
「こども支援プロジェクト」は、お腹が減って辛い思いをするこどもを一人でも減らしたいとの願いを込めて始動し、今年度で8年目の試みとなる。就学援助を受給している低所得の家庭を対象とし、京都市・八幡市‧宇治市並びに宇治田原町の教育委員会の協力を得て実施する。
小学校や教育委員会からの案内を受け取り、保護者が申込み、それに基づき長期休暇に食料を宅配便で届ける。
実施のたびに予定数を超える申込みがあるため、今年度は支援件数を200件増やし1,200家庭へ食料支援を行うことを決めたという。
なお、就学援助とは、学校集金の支払いが金銭的に困難な家庭が使える制度。「こども支援プロジェクト」は、その中でも生活保護世帯以外の準要保護世帯に分類される家庭を対象としている。
当日は多くの生徒や学生が参加予定
現在、物価の高止まりやお米の供給問題がある中、食べ盛りのこどもたちにも少なからず影響が出ているという。特に低所得の家庭では、その影響は大きく、給食のないこどもたちの夏休みを憂鬱と考える家庭も少なくないそう。
「セカンドハーベスト京都」はフードバンクとして、食を通した支援により、そうした家庭を全力で応援していく考えだ。
7月19日(土)の活動では、ボランティアとともに1世帯につきお米5kgを含む10kg以上の食品を箱に詰めていく。今回は100名近いボランティアの応募があり、当日は多くの生徒や学生が参加する予定。同プロジェクトの広がりを感じるとともに、若い世代に身近な社会問題として捉えてもらうきっかけになることを期待しているという。
「セカンドハーベスト京都」は今後も、給食のない長期休暇にこどもたちが痩せることのないよう、必要とされる家庭全てに支援が行き渡るよう力を注いでいくとしている。
プロジェクトを支えたいという想いがある人は、下記のこども支援プロジェクトの特設ページ内の「プロジェクトを支える」をチェックしてみて。そして、「セカンドハーベスト京都」の今後の活動に注目しよう。
こども支援プロジェクト 特設ページ:https://sites.google.com/2hkyoto.org/csp
セカンドハーベスト京都 公式HP:https://www.2hkyoto.org
(ソルトピーチ)
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