愛知県田原市が運営する「タハナ」事業の認定事業者であるクオーレは、花の染色体験を通じて伝統文化と科学を学べる、小学生向けの体験型キット「1日でできる!タハナ自由研究キット」の販売を開始する。予約受付は7月29日(火)までだ。
菊農家直伝の染め方を自宅で体験
「1日でできる!タハナ自由研究キット」は、花と触れ合いながら学べる小学生向けの体験型キット。商品名の「タハナ」とは、“タハラ(田原)のハナ(花)”の定期便で、毎月自宅のポストに花が届く仕組みのサービスのこと。田原市が2021年に立ち上げた公的プロジェクトで、コロナ禍で花の消費が落ち込む中、「もっと日常に花を取り入れてもらいたい」という思いから生まれた。
翌2022年には、「タハナで届ける輪菊を自宅で染められたら、子どもたちの遊びや学びになるのでは?」との声があがり、「1日でできる!タハナ自由研究キット」が誕生。田原市の菊農家直伝の染め方で、古くから日本人に親しまれてきた輪菊を自分の手で1本1本染めていく過程を観察し、記録することで、日本文化や地域技術にふれると同時に理科の学びを深められるのが特徴だ。
多面的な学びが「1日でできる!タハナ自由研究キット」ひとつで完結できるので、今年の自由研究がまだ決まっていないという家庭にもぴったり。1日で取り組める手軽さなので、夏休み終盤のスタートでも間に合うのも嬉しいポイントだ。
キット内容は、輪菊(白)3本/染粉(赤・青・黄各1色)/説明書/観察&記録用レポートシート。
同商品の価格は2,200円(税・送料込)で、7月29日(火)までクオーレの公式申込ページにて予約を受け付け中。発送日は8月7日(火)だ。
研究後も飾って楽しめる
届いてすぐに始められる同商品のやり方はシンプルで、染粉を溶かした水に輪菊を挿すだけ。じわじわと花びらに色が広がっていく様子を観察して、どのぐらいの時間がかかったか、混色はどうなるかなどの素朴な疑問を、キット同梱のレポートシートに記載したら研究完成だ。
説明書も付いているが、あくまでもガイド。子どもが自由な発想と工夫で、置き場所・色の組み合わせ・切り方による違いなどを観察し、オリジナルの研究に広げていける設計だ。体験者からは、「冷蔵庫の中に入れてみたら染まり方が違った」「日なたと日陰で比較した」など、さまざまな声が寄せられているそう。
また、保護者からは「1日で完結できるから、親子で気軽に取り組める」「タハナのお花はとても新鮮で、研究後もしばらく飾って楽しめるのがうれしい」と、親子で楽しめて家庭の空間に彩りも与えてくれることに対する好評の声があがっているという。
花を通して地域に誇りを持てる体験を
「タハナ」は、「単なる花の定期便ではなく、花が日常の中にもっと自然と根づくことで、田原市に住むすべての世代の人たちにとって、“誇り”や“自慢”となる存在になってほしい」という思いから続いている取り組み。
クオーレは、「タハナ」の活動の一環として、これまでに小学校での「花育」プログラムを行ってきた。クオーレは、今後もこうした教育現場との連携をさらに広げ、子どもたちが花と出会い、花から学び、花を通して地域に誇りを持てる体験を届けていくとしている。
「やらなきゃいけない」自由研究を「やってよかった!」に変える。「1日でできる!タハナ自由研究キット」で、親子で楽しみながら伝統文化×自然科学の体験をしてみては。
クオーレ公式申込ページ:https://npocuore.base.shop
(Kanako Aida)
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