EPOが運営する、重症心身障がい児とその家族や支援者向けに学び・遊び・情報を提供する「COCOLON」は、お笑いライブ「ばくわら」を、8月31日(日)に東京都江戸川区の「COCOLON BASE」で開催する。
EPOの活動
EPO理事長・齋藤えりかさん
EPOは、2016年に東京都で重症心身障がい児の通所施設「ここね」の運営を開始し、現在は東京都内で3つの児童発達支援事業所と1つの放課後等デイサービスを運営している。
また、地域で暮らす重症心身障がい児やその家族をサポートしてきた経験を活かし、2023年12月よりコミュニティサロン「COCOLON」を運営。「COCOLON」は、重症心身障がい児に関する「繋がり」「学び」「遊び」「楽しみ」がつまった、重症心身障がい児に関わるすべての人のコミュニティ。重症心身障がい児とその家族がより良い暮らしを送るために、障がいの有無に関係なく参加できるさまざまな企画やイベントを通じて、交流や情報交換の場を提供している。
EPOでは、障がいを抱えた子どもやその家族、きょうだいが安心して暮らしやすい環境、子育てしやすい環境、楽しいことに参加できる環境づくりを進めていくとしている。
障がいのある人が安心して参加できるお笑いライブ
エンタメイベントが近くで開催されていても、会館やホールなどの車いす席は舞台から遠いことが多かったり、おむつ交換の場所がないこと、また、医療デバイス使用の必要があることなどにより、障がいのある人は参加を諦めることも多いのだという。
そこで「COCOLON」は、「障がいを抱える子どもや家族も安心して楽しみを間近で体験できるイベント」を考え、お笑いライブ「ばくわら」を企画した。
会場の「COCOLON BASE」には、障がいのある人に必要な環境が整備されている。医療的ケア、医療デバイスの電源確保、おむつ交換も心配不要だ。重症心身障がい児や医療的ケアが必要な子どもも安心して参加することができ、リラックスして劇場よりも間近でお笑いライブに参加することができる。
障がいの有無に関わらず誰でも参加可能
「ばくわら」は、重症心身障がい児が参加しやすいことが特徴だが、障がいや医療的ケアの有無、年齢や性別などに関わらず、誰でも参加することができるお笑いイベント。家族でも単身でも参加可能だ。SDGs項目でもある「すべての人に健康と福祉を」「住み続けられるまちづくりを」を体感・実現するきっかけになることを願って開催される。
昨年のお笑いイベントの様子
たかみち店長(昨年の様子)
「COCOLON」では、昨年度も夏休み最終日にお笑いイベントを実施。
ホタルイカ(昨年の様子)
それぞれのネタと参加型の企画で、会場は大盛り上がりだったという。
参加型の企画(昨年の様子)
重症心身障がい児や医療的ケアが必要な子どもとその家族が多く参加しており、会場内はごろんと横になって参加できるマット席と椅子席が用意された。普段、重症心身障がい児と関わりのない人も参加し、地域交流という意義もあるイベントになったという。
お笑いライブ「ばくわら」概要
お笑いライブ「ばくわら」は、12:30開場、13:00開演。定員は10組／30名。
参加費は、COCOLON会員が大人1,000円／子ども無料、一般が大人2,000円／子ども1,000円。
出演者は、ワタナベエンターテインメント所属の芸人たち。「第3回のむシリカPresents お笑いJACKPOT」の優勝者・イヌコネクションや、
『さんまのお笑い向上委員会』『大悟の芸人領収書』などでおなじみのバッドナイス常田さんのコンビ・ホタルイカ、
かごしま太郎さんが「COCOLON BASE」にやってくる。
イベントの申込方法は、「COCOLON」オンラインサイト内のイベントページにアクセスし、要項・詳細を確認後、イベントページ内のボタンより申込ページに遷移・チケットを購入しよう。フォームを送信すると申込完了。COCOLON会員の人も申込が必要となる。
重症心身障がい児やその家族が参加しやすいお笑いライブ「ばくわら」をチェックしてみては。
お笑いライブ「ばくわら」詳細：https://co-co-lon.com/events/event/bakuwara2025
COCOLON HP：https://co-co-lon.com
■COCOLON BASE
住所：東京都江戸川区篠崎町7-21-16 2F
(yukari)
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