奈良県桜井市に製造所を置くアグリ大泉は、7年間の改良を経て完成した、国産小麦100%使用の手延べそうめん「三輪乃麦秋そうめん」を発売した。
伝統製法ですべて国産の安心品質の手延べそうめん
奈良・三輪地方で1200年以上の歴史を持つ「三輪そうめん」は、伝統的な手延べ製法によって、一本一本丁寧につくられている。
「三輪乃麦秋そうめん」は、その製法を守りながら、2016年より“県内産小麦100%”を目指して開発をスタート。「素材の一つひとつまで“国産”にこだわったそうめんを届けたい」という想いから生まれた商品だ。
2020年時点では、中力粉を用いた製品で納得のいく品質に至らず、一時改良に着手したが、その後強力粉「ハルミズキ」に切り替え、試食会を重ねて品質を追求。7年間の改良を経て、小麦・食塩・水に至るまですべて国産原料を使用した商品が、ようやく完成した。
小さな子どもや年配の人も安心して食べられる品質に仕上がっており、毎日の食卓を支える主食としてもおすすめだ。
奈良県産小麦「ハルミズキ」を100%使用
「ハルミズキ」は、奈良県で誕生した新品種の小麦で、開発から約3年が経過した。タンパク質を多く含むように品種改良されており、「三輪乃麦秋そうめん」には、アグリ大泉が栽培した小麦を原料に、他工場で製粉して強力粉に仕上げたものを100%使用して製麺している。
タンパク質を多く含む小麦を製造するには、肥料を増やすなど通常よりコストがかかるうえ、強力粉はパンやパスタによく使われる高価な小麦。しかし、これまで使用してきた中力粉から強力粉に切り替えたことで、食感・香り・味が格段に向上し、よりコシのある仕上がりを実現した。
上品でモダンなパッケージの「贈り物にもなるそうめん」
また、「贈り物にもなるそうめん」をテーマにしたパッケージは見た目にもこだわり、和の上品さとモダンな感性を融合し、老舗の味わいを引き立てるデザインとなっている。夏の挨拶や、ちょっとした贈答品としても活躍する、魅せるそうめんとして進化している。
ラインアップは、「250g(50g×5束)入」680円、「1.0kg(50g×20束)入」2,500円、「1.5kg(50g×30束)入」3,500円、「2.0kg(50g×40束)入」4,500円(すべて税込)。販売は、メルカリShops(通販)のほか、道の駅「まほろばキッチンJR奈良駅前店」「まほろばキッチン橿原店」にて。通販は送料込みの価格となっているため、店頭価格と異なる。賞味期限は製造日より1年となっている。
地元の誇りを全国へ
「三輪乃麦秋そうめん」の開発には、「地産地消を通じて地元の魅力を発信したい」という想いが込められている。アグリ大泉は、伝統と革新を両立させた同商品を通じて、奈良県三輪の誇りある食文化を、今後も広く届けていくとしている。
すべて国産原料を使った「三輪乃麦秋そうめん」を手に入れて、伝統と革新の味を楽しんでみては。
アグリ大泉HP:https://agrioizumi.grupo.jp
まほろばキッチンJR奈良駅前店 詳細:https://www.ja-naraken.or.jp/agriculture/farmersmarket/mahoroba/naraekimae
まほろばキッチン橿原店 詳細:https://www.ja-naraken.or.jp/agriculture/farmersmarket/mahoroba/kashihara
(山本えり)
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