キリンこども応援団では、夏休み中の子ども達の食事を応援するため、7月10日(木)より、南大阪エリア(高石市~岬町)在住のさまざまな事情で食事に困っているひとり親家庭2,000世帯へ向け、無償の食材配送を行っている。
夏休み中の食事に困っているひとり親家庭へ食材配送
今回キリンこども応援団が実施している食材配送支援の対象は、南大阪エリアの高石市・泉大津市・和泉市・忠岡町・岸和田市・貝塚市・熊取町・泉佐野市・田尻町・泉南市・阪南市・岬町在住の18歳以下の子どもがいる、ひとり親世帯で長期休暇中の食事に困っている家庭。
支援内容は、米・レトルト食品・調味料・お菓子等の食材、日用品。現在多くの申し込みがあり、受け取った家庭から嬉しい声もたくさん届いているという。先着順のため定数に達した時点で締め切りとなるが、支援できる数にまだ余裕があるとのこと。Googleフォームにて申込を受け付けている。また、その他の事情で食事に困っている子育て世帯の人は、事務局まで問い合わせを。
なお、この取り組みは、こども家庭庁「令和7年度ひとり親家庭等のこどもの食事等支援事業」の関西地域における中間支援団体としてキリンこども応援団が採択を受けたことにより、それを原資として実施している。
食材を受け取ったひとり親家庭からの声
すでに食材を受け取ったひとり親家庭から届いた声を紹介しよう。
「箱を開けた瞬間、どれも必要なものばかりですごく嬉しかったです。普段は、高いものは後回しにしたり、安いものでも少量だけ買っています。シーチキンなど、このおかずに入れたら美味しいけど、無くても作れるからまた今度にしようか…と買わないこともあるので、すごく助かります。夏休みは特におにぎりをすることが多いので、海苔も助かります。甘酒も疲れた時に飲みたいなぁと思っても、子どもが飲めないので、自分しか飲めないものにこの値段は高いなぁ…と我慢することが多いので、嬉しかったです。ありがとうございます!」
「物価高で毎日考えながら買い物をしていますが、なかなか難しいです。お米が入っていたのがすごく嬉しかったです!早速ご飯を炊きました。子どもと一緒に箱を開け、色々な物が入っていたのでビックリしました!」
「子どもがワクワクしながら箱を開け、お菓子に大変喜んでいました。気がつけばお菓子を買ってあげていなかったなあ…と思いました。パスタも喜んでいたし、鮭フレークはおにぎりに、ツナ缶はサラダに使えるね!と色々考えました。歯間ブラシもずっと欲しかったけど後回しになり手が届かないものでしたので、早速子ども達に使わせてあげたいです。子育てエール便のネーミングを見て、『エール』の言葉に頑張れそうです!」
キリンこども応援団の取り組み
日本財団の助成を受けて活動するキリンこども応援団は、大阪府泉佐野市において、子ども第三の居場所(コミュニティモデル)「キリンの家」を運営している。
「キリンの家」では、小学校低学年~高校生の子どもを対象として、課題を抱えた子ども一人ひとりに寄り添った支援を行っている。子ども食堂やフリースクール、フードバンク事業(フードバンク泉佐野)などを展開し、子ども達が子どもらしくいられる居場所を提供している。
「子ども第三の居場所」について
「子ども第三の居場所」は、すべての子どもたちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より開設。2025年3月31日時点で、全国に248ヵ所設置されている。
「子ども第三の居場所」では、特にひとり親世帯や親の共働きによる孤立や孤食、発達の特性による学習や生活上の困難、経済的理由による機会の喪失など、各々の置かれている状況により困難に直面している子どもたちを対象に放課後の居場所を運営し、食事、学習習慣・生活習慣の定着、体験機会を提供している。同時に、学校や地域、専門機関と連携し、「誰一人取り残されない地域子育てコミュニティ」のハブとしての機能を担っていく。
南大阪エリアで夏休み期間の食事に困っているひとり親家庭の人は、キリンこども応援団の食材配送支援の取り組みをチェックしてみては。
ひとり親家庭への食材配送支援 申込:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScMhbxiqSfH4lDgEMed8_p47kfVDQ9DN3a8ZfogyZjquSacUw/viewform
キリンこども応援団 HP:https://kirin-npo.com
(yukari)
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