韓国グループ「2PM」のメンバーで、俳優としても活躍するイ・ジュノが主演するtvNの新土日ドラマ「台風商事」が、2025年下半期のお茶の間に台風級のヒットをもたらす台本リーディング現場を電撃公開し、期待を高めた。
「台風商事」の台本リーディング現場にはイ・ナジョン監督、作家のチャン・ヒョンを筆頭にジュノ、キム・ミンハ、キム・ミンソク、クォン・ハンソル、イ・チャンフン、キム・ジェファ、キム・ソンイル、イ・サンジン、キム・ジヨン、キム・サンホ、ム・ジンソン、キム・ヨンオク、パク・ソンヨン、クォン・ウンソン、そして特別出演でドラマ序盤の没入感の責任を担うソン・ドンイルまで総出席し、場を輝かした。この日の現場は、演技派俳優らが作り出した熱いエネルギーの中に、それぞれのキャラクターに完壁に入り、まるで時間旅行をしているように1997年へ瞬間移動したような没入感を加えた。
この日台本リーディングの中心には、断然ジュノとキム・ミンハがいた。自由奔放な“アックジョン・オレンジ族”(1990年代韓国の裕福な若者を指す)として育った青年で、IMF危機の真ん中に立つ商事マンに成長する“カン・テプン”役のジュノは、特有の自信感あふれるまなざしと安定したセリフのトーンで、現場を圧倒した。一瞬で変わる感情のきめを精密に表現して、時には覇気があふれ、時には落ち着いた台風の一面を見せて、現場の没入度を引き上げた。多数のグローバルヒット作を誕生させて、次回作を待たせていたジュノの華麗なカムバックが期待される部分だ。
キム・ミンハは、家族の生計を支えながらサラリーマンの夢を育てていく“オ・ミソン”役に扮し、繊細な感情ラインをぎっしりと描き出した。特に、その時代のソウル言葉まで完壁に再現して、1997年を生きてきたようなリアリティーを発揮し、“時代を象徴する”らしい彼女の内攻が、これまでの作品でどう発揮されるか期待感を加えた。このように、それぞれのキャラクターに完全に没入した2人の俳優は、リーディング段階から完成度の高い呼吸を見せて、同ドラマが披露する青春叙事の重さとときめきを予告した。
これに関連し、制作陣は「『台風商事』はIMFの危機を生き抜いた平凡な人々の熱いサバイバル期を盛り込んだドラマ」とし、「1997年を生き抜いたX世代には生存の記憶を、MZ世代には親世代への理解と尊敬できる共感と慰労を届ける」と伝えた。続けて、「危機を乗り越えて進んだその時代の“台風精神”が、今日を生きていく視聴者たちにも希望と勇気となってほしい」とし、「10月に初放送される『台風商事』に多くの期待と関心をお願いする」とつけ加えた。
一方、tvNの新土日ドラマ「台風商事」は、1997年のIMF、職員も、お金も、売るものもない貿易会社の社長になってしまった初心者サラリーマン“カン・テプン”の、孤軍奮闘成長期を描く。
WOW!Korea提供