ガールズグループ「Kep1er」(ユジン、シャオティン、チェヒョン、ダヨン、ヒカル、ヒュニン・バヒエ、ヨンウン)が、来月中国で公演を兼ねるファンミーティング“ファンコンサート”を開く。中国が、“限韓令”を実施した後、9年ぶりに現地で開くK-POPアイドルの単独公演形態のイベントだという点で、関心が注がれる。
20日、Edailyの取材結果、今回のファンコンサートは、9月13日に中国・福州のあるホテルで、1000席規模で開催される。
「Kep1er」は、Mnetのガールズグループサバイバル番組「Girls Planet 999 : 少女祭典」を通じて結成され、2022年にデビューした7人組多国籍ガールズグループ。メンバーの中の4人が韓国人で、アメリカ、中国、日本の国籍者が1人ずついる。マネジメントは、CJ ENM傘下のWAKEONEとKLAP エンターテインメントが共同で務めている。
「Kep1er」は、「2025 Kep1er FAN CON Tour」の一環で、今回の日程を進行する。彼女たちは、計15曲を歌う予定だという。
これに先立ち、中国は、2016年7月に在韓米軍のTHAAD(高高度ミサイル防御体系)の配置決定による報復性措置により、韓流コンテンツを制限する“限韓令(韓流禁止令)”を実施し、韓国国籍のK-POPアイドルが、現地で繰り広げるコンサートを事実上禁止してきた。
ファンミーティングやファンサイン会など、小規模イベントの開催のみが可能な状況だったなか、「Kep1er」がファンミーティングやコンサートを結合した形態である“ファンコンサート”を繰り広げることになり、注目されている。これに先立ち、4月にヒップホップグループ「Homies」が、中国の武漢で公演を行ったことがあるが、K-POPアイドルの公演は、実現することがなかった。5月にボーイズグループ「EPEX」が、復習で、1000席規模で単独公演を開くことにし、許可まで受けたが、突然延期され、開催が不透明になった。
突然公演が延期された前例があったなか、「Kep1er」のファンコンサートが予定通りに行われ、“限韓令”の緩和に対する期待を、よりいっそう引き上げるきっかけが作られるのか、見守ることだ。「Kep1er」は、19日に発売したニューアルバム「BUBBLE GUM」で、カムバック活動中。
WOW!Korea提供