「イベントレポ」BOYNEXTDOORがJP 2nd Single 『BOYLIFE』をリリース  発売記念イベントで見せた自信とファンへの思い(オフィシャルレポート)

取材レポート/TOPICS/PHOTO

(P)&(C) KOZ Entertainment.

グローバルな人気を誇るボーイグループ・BOYNEXTDOORが8月20日、JP 2nd Single『BOYLIFE』を発売した。日本デビューを飾ったJP 1st Single『AND,』からおよそ1年ぶりとなる今回のシングルは、初の日本オリジナルタイトル曲「Count To Love」をメインに、大ヒットナンバー「I Feel Good」など3曲の日本語バージョンを収録。いずれも表情豊かなボーカルとハイクオリティなサウンドが存分に楽しめる仕上がりで、現在の彼らの充実ぶりが伝わってくる。発売翌日に都内某所で行われたショーケースは、本作の購入者やファンクラブ会員の中から抽選で選ばれた人たちで満杯に。颯爽と登場したメンバーたちは、大勢のONEDOOR(ファンの呼称)と新作リリースの喜びを分かち合った。

 

定刻になるとメンバー6人がステージ中央に集結。オープニングを飾ったのは『BOYLIFE』の中の1曲、「I Feel Good (Japanese Ver.)」だ。オリジナルが持つ躍動感はそのままにナチュラルな日本語で歌うこのバージョンは予想以上に新鮮に響く。

 

MCの挨拶を挟んで、まずは定番のご挨拶からスタート。「Who’s there?」とJAEHYUNが呼びかけ、メンバー全員が「BOYNEXTDOOR! こんばんは BOYNEXTDOORです!」と元気よく声を出すと、客席から大きな歓声が上がった。

それぞれが簡単な挨拶をした後は、MCとのトークタイムに。最初のトピックは、世界13都市を巡回した初のコンサートツアー『BOYNEXTDOOR TOUR 'KNOCK ON Vol.1'』。韓国・KSPOドームで行ったファイナル公演についてSUNGHOは「たくさんのONEDOORが喜んでくださったので誇らしい気持ちでした」と語り、LEEHANは全公演を終えて「素敵な思い出を一緒に作ることができて嬉しかった」と振り返った。また、アメリカの音楽フェスティバル『ロラパルーザシカゴ』への参加に関してTAESANは、「自分の力を出すことができた」と自信たっぷりにコメント。それを聞いたファンたちも誇らしい気持ちになっただろう。

 

次は新作『BOYLIFE』の話題となったが、タイトルは〈BOYNEXTDOORが届ける、青春の日常を描いたシングル〉という意味を込めたとのこと。なかでもリードトラックとなる「Count To Love」は「ユニークで力強いリズムが素敵なバンドサウンド」(JAEHYUN)に仕上がっており、本作の象徴的なナンバーと言えそうだ。

 

「Count To Love」はミュージックビデオも見逃せない。ラブコメ風に展開する恋人たちを見守りながら歌い踊るメンバーたちは実に楽しそうだ。共演したのはZ世代から絶大な支持を得る俳優・板垣李光人。撮影の合間の休憩時間に「僕たちは日本語で、李光人さんは韓国語で」(WOONHAK)話したそうで、「李光人さんは僕たちのコンサートにも来てくれた」(JAEHYUN)という。

 

そして冒頭で披露した「I Feel Good (Japanese Ver.)」に対して精いっぱい応援してくれたONEDOORたちに「気に入ってくれて嬉しいです!」(LEEHAN)と感謝の気持ちを伝えると、今度はメディア向けのフォトセッションとムービーカメラの撮影などが行われた。

 

2曲目に披露されたのは『BOYLIFE』収録の「Nice Guy (Japanese Ver.)」。これは昨年9月に出した3rd EP『19.99』のタイトル曲の日本語バージョンだ。一度聴いただけで口ずさみたくなるトラックで、ナイスガイの姿を生き生きと描き出している。

 

華やかなステージングに一気にヒートアップした会場は、続く〈なんでも聞いてください。隣のQ&A!〉コーナーで和気あいあいの雰囲気に様変わり。このコーナーは事前にONEDOORから集めた“メンバーに聞きたいこと”にうそ偽りなく誠実に答えるもの。「今回の活動を準備しながら、いちばん記憶に残っていること」については、WOONHAKが「ミュージックビデオです。“李光人さんかっこいい”というコメントがすごく多くて嬉しい反面、ちょっとやきもちを焼いた」と笑わせ、「1回のけんかを2週間引っ張ったことは?」との問いに対してSUNGHOが「メンバーたちは長く我慢するよりも話せるときに話すように努力している」と率直に答えるなど、6人がいつになくリラックスした表情を見せるのも、こうしたイベントならではだ。

 

「Count To Love」の振り付けは公開直後から大きな話題を集め、早くもファンによるダンス動画がSNSなどで数多く公開されている。その流れを加速させようと最後のコーナーでは、会場にいるONEDOORたちと一緒に“ダンスチャレンジ”を撮影。後日アップロードされるこの動画も国内外で注目を集めるに違いない。

 

イベントもいよいよ終盤。締めくくりに全員が等身大の言葉を口にした。

(P)&(C) KOZ Entertainment.

「日本で初めてのカムバックなので期待してください!」(TAESAN)

「歌だけでなくパフォーマンスやミュージックビデオも、みなさんに気に入っていただけたら嬉しいです」(SUNGHO)

「“私の青春になってくれてありがとう”と言ってくださるONEDOORがたくさんいらっしゃいますが、(僕も)今が青春のように感じます。ありがとうございました。大好きです」(JAEHYUN)

「新しい曲をお見せすることを考えると、すごくドキドキします。だから朝、目がパッと開いて起きました」(LEEHAN)

「こんなに素敵な曲でカムバックできて本当に嬉しいです」(RIWOO)

「日本オリジナルタイトル曲『Count To Love』、楽しく聴いていただけたら嬉しいです!」(WOONHAK)

 

6人のメッセージに続いてラストに披露されたのは、新作『BOYLIFE』のリードトラック「Count To Love」のパフォーマンスだ。恋人同士のリアルなやりとりをユーモラスかつ繊細に描き出したこのラブソングは、配信されるやいなや、オリコンの〈デイリー シングルランキング〉で2日連続(8月19日・20日付)で1位に輝くなど、好評を博している。

 

BOYNEXTDOORの新たな魅力を引き出した「Count To Love」のヒットで、グループの存在感が今まで以上に大きくなることを期待したい。

 

(取材・文:まつもとたくお)

(2ページに続く)

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