【東京都武蔵野市】吉祥寺PARCOに「MIDORI.so Kichijoji」が誕生。SkiiMaを継承し新たな創造の拠点へ

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MIRAI-INSTITUTE(ミライインスティチュート)は、9月1日(月)より、吉祥寺PARCO内で展開してきたSkiiMa KICHIJOJIを「MIDORI.so Kichijoji」としてリニューアルする。

これまでSkiiMaが示してきた、商業施設を“消費する場所”にとどめない在り方を引き継ぎ、「MIDORI.so Kichijoji」はより多様な創造の可能性を広げていく。

消費から創造へ。商業施設が持つ新しい役割

これまで「商業施設」は、主に買い物をするところというイメージがあるだろう。しかしSkiiMaは、その枠組みを壊し、カルチャーを「消費する」のではなく「生み出す」場所として存在してきた。

今回のリニューアルでは、その考えを受け継ぎながら、MIDORI.soの新しい拠点としてさらに発展。同社は、ただの作業スペースではなく、利用者がアイデアや文化を発信し、それが商業施設の中から社会に広がっていくモデルを目指している。

MIDORI.soは、“多様な仕事・国籍・趣味・価値観を持つ人々が集い、その混沌から新しい“何か”を創り出す空間”として中目黒でスタート。8月時点で渋谷や永田町など、東京を中心に複数拠点を展開し、“働く”と“つながり”を深めるコミュニティとして成長している。

吉祥寺に根ざすワークスペース


吉祥寺は、神田川の水源池を取り囲む緑豊かな公園があり、駅前には戦後の闇市から発展した横丁が残る。サブカルチャーの発信地でもあるこの街は、誰もが住みたいと憧れる場所だ。

そんな街の玄関口となるPARCOの中で、MIDORI.soが持つ多様性やワクワク感をそのままに、よりローカルで職と住が密接した暮らしの延長線上にあるワークスペース。それが「MIDORI.so Kichijoji」だ。

自分の好きな街で「好き」を仕事にしたい。MIDORI.soの考え方や感覚に共感して集まった仲間たちのコミュニティが、地域のコミュニティと重なり合うことで、思いがけない新しい仕事や人とのつながりがここから生まれていく。

「MIDORI.so Kichijoji」が実現すること

「MIDORI.so Kichijoji」は、SkiiMaの「好きと好きの間」という理念を引き継ぎながら、吉祥寺という街の特性とMIDORI.soが大切にしてきたインディペンデントな働き方が交差する、ワクワクするようなコミュニティを育んでいく。

具体的にこの場所が実現するのは、まず、カルチャーを消費から創造へ転換するということ。商業施設の新しい役割として、ただ「買う」場所から、新しいものを「生み出す」場所へと変化し、ここから新しい文化やプロジェクトが生まれていく。

次に、街とのクロスオーバーだ。吉祥寺という土地に根を張り、地域の暮らしや文化と深く結びついたコミュニティを形成する。

最後に、インディペンデントな生き方の拡張。自分らしい働き方や表現を実践する人々が交わり、新しいコラボレーションを生み出す。

今後の展開と施設概要

リニューアルオープン後は、ワークスペースの運営に加え、トークイベントや展示など、様々なプログラムを展開予定とのこと。利用者同士はもちろん、街との有機的なつながりを生み、カルチャーをさらに「消費する」場から「共に創造する」場へと拡張していく。

「MIDORI.so Kichijoji」の営業時間は、ドロップインの受付が平日の10:00〜18:00で、メンバー利用は平日・土日祝日の9:00〜23:00。ただし、PARCOの休業日や館の休業日は休館となる。

MIRAI-INSTITUTEとMIDORI.soについて

MIRAI-INSTITUTEは、自分たちの未来はどうあるべきか、地に足をつけて全身で考えるだけでなく実際に社会に働きかけるための組織。

より善い未来をつくるためには他者への想像力を自身の創造力に変えながら、一人ひとりがより善い生き方を追求すること。そして、より善い生き方を実現するためにはまず働き方を変えることが近道と考え、一人ひとりの良い働きが連鎖すれば、世界は良い方向に変わっていくと信じている。

その一環として、これからの「働く」を提示していくことで、社会が面白くなるような状況や場所を創造することをミッションとし、2012年より「働く」の実証実験の場としてMIDORI.soを運営している。


MIDORI.soは、2012に中目黒の蔦に覆われた一軒のマンションから始まり、当時まだ一般的ではなかった「コワーキング」や「コミュニティ」のカルチャーを築いてきた。単なるスペースではなく、創造力、共感、協力を後押しし、未来をつくるためのプラットフォームを提供していると自負し運営を行っている。

8月時点で、中目黒・渋谷・青山・池尻・永田町・馬喰横山・日本橋に直営店を構え、約800人が会員として利用しているという。

これからの働き方や暮らし方を形にする、MIDORI.soの試みに注目してみては。

■MIDORI.so Kichijoji
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-5-1 吉祥寺PARCO内8F
営業時間:ドロップイン受付時間/平日10:00~18:00、メンバー利用/平日・土日祝日9:00~23:00 ※PARCOの休業日・館の休業日はCLOSE
詳細:https://midori.so/locations/kichijoji

MIRAI-INSTITUTE公式HP:https://midori.so

MIDORI.so公式Instagram:https://www.instagram.com/midoris0

(丸本チャ子)

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