保育園給食室に特化した支援サービス「baby’s fun!」を運営するsketchbookは、8月6日(水)、名鉄スマイルプラスのアフタースクール「TELACO」とZoomでつなぎ、小学生を対象とした「オンライン食育イベント『漁業のしごとを知ろう』」を開催した。
イベントには、三重県で鯛の養殖を行っている橋本さんが登場し、「魚を育てる仕事」や「海と人とのつながり」について子どもたちに伝えた。また、イベント後には橋本さんの鯛を実際に試食。映像とリアルの両方から食材に触れることで、子どもたちの五感と興味を刺激し、自然と「食べ物への関心」「人や食べ物への感謝」が生まれる体験となったという。
子どもたちが人・地域・社会とつながるきっかけを提供
子どもたちが普段なかなか訪れることのできない全国の食品生産者とオンラインでつながり、映像を通じて食材の生産過程を“見て・知って・食べる”ことで、「食べることは楽しい!」という気持ちを育むこと。それが、sketchbookが取り組むオンライン食育の目的だという。
sketchbookは、「こどもの可能性を広げる食体験をつくる」ことをMissionに掲げ、食を通じて子どもたちが人・地域・社会とつながるきっかけを提供していくとしている。
活きた鯛を捌く様子をオンラインで配信
「オンライン食育イベント『漁業のしごとを知ろう』」では、橋本さんが鯛を育てる過程、育った鯛をどのように出荷しているのか、そして加工品づくりの仕事について詳しく話してくれた。
イベントの後半には、活きた鯛を捌く様子をオンラインで配信。「鯛にも目や心臓など、私たちと同じパーツがあるんだよ」と子どもたちに問いかけた。そして、命をもらうことの意味を子どもたちにリアルタイムで体感してもらった。子どもたちは興味深く画面を見つめ、「ぶりってこんなに大きいんだ!」「お腹の中はどうなってるの?」など積極的に質問し、命のつながりを実感したという。
オンラインでありながら、現場の臨場感が伝わる貴重な体験となり、食材の背景にある“人の仕事”と“命の大切さ”を子どもたち自身の言葉で感じる学びの時間となったそう。
イベント終了後は、各施設で橋本さんが作っている「おやつ干物」を味わった。「おやつ干物」は、通常は廃棄されてしまう鯛のアラを活用し、レトルト加工することで子どもでも食べやすく仕上げたもの。食品ロスの削減にもつながる、環境にも優しい取り組みとなっている。
「オンライン食育イベント『漁業のしごとを知ろう』」の接続施設数は、めいてつのアフタースクールTELACO12施設。対象は小学1年生〜6年生で396名の児童が参加した。
開催施設からは、「普段なかなか接する機会のない『漁師』のお仕事について学んでもらう貴重な機会となりました」「オンラインでありながら、鯛をさばく様子など、現場の臨場感が伝わるリアルな様子を学んでもらえました」「実際におやつ干物を口にすることで命の大切さや、食べ物の背景にある人々の仕事について、学んでもらえたと思います。口々に子ども達がおいしいと言っていました」といったコメントが寄せられた。
「baby’s fun!」を運営
保育園給食室に特化したサービス「baby’s fun!」を運営するsketchbookは、東京都渋谷区にある企業。
「こどもの可能性を広げる食体験をつくる」をミッションに掲げ、献立システムとミールキットを活用し、保育園給食室の業務効率化支援を行うことで、人材不足を解消、“余裕のある給食室”を提供している。
名鉄スマイルプラスについて
名鉄スマイルプラスは、名古屋鉄道のグループ会社で、働く子育て世帯のサポート事業を行う企業として2017年11月1日に設立された。現在、愛知県内を中心に「アフタースクール」と「小規模保育園」「子ども向け運動教室」を32施設運営している。
「オンライン食育イベント『漁業のしごとを知ろう』」に参加した子どもたちは、さまざまな学び、気づきがあっただろう。イベントを開催したsketchbookの今後の取り組みに注目だ。
オンライン食育イベント「漁業のしごとを知ろう」詳細:https://babysfun.jp/news/1149461719
「baby’s fun!」詳細:https://babysfun.jp
名鉄スマイルプラス 公式HP:https://meitetsu-sp.co.jp
(ソルトピーチ)
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