
わざわざ食べに出かけたい
最近、地元で久しぶりに「水なす」を食べました。水なすは大阪府南部の特産品。普通のナスよりも水分が多く、ちぎって生で食べられるくらい皮が薄くてうまいんです。そういえば他の地域では見かけない、地元でしか食べられないものです。
こういう、その地域でしか食べられないものには特別感がありますね。夏休みに帰省や旅行に出かけた人も多いはずですし、はてなブロガーのみなさんはいろんな「ローカルめし」を知っているはず。
そんなわけで、8月に出題したお題「ローカルめし」には、地元や旅先でしか味わえない一品についてのエントリーが多数寄せられました。今週はそんな中から、編集部が気になった投稿を3つピックアップしてご紹介します!
ゼニ(銭)が語源?「ゼリーフライ」(埼玉県)
実はこれ、
衣の無いおからコロッケ
のようなものです。ゼリーフライは美味しいぞ! - みかぎのかぎ
みかぎゆの(id:mikagiyuno)さんが紹介するのは、埼玉県行田市の「ゼリーフライ」。
おからをベースにした揚げもので「あんまり重すぎず食べやすい」のだとか。学校の帰り道や仕事の合間のおやつに食べたくなりそうです。
もともと小判型の「銭フライ」と呼ばれていたのがなまって「ゼリーフライ」になったようです。名前からプルプルしたゼリー状のものを想像しましたが、そうではないんですね。
刺身につけて食べる「ぬた」(高知県)
ぬたは、葉ニンニクから作られていて、白身系の魚の刺身につけます。
家だと、シイラの刺身につけて食べてる。おいしい。高知めし! - sinの自由帳
高知県の「ローカルめし」を紹介する sin(id:sin-values)さん。いくつか紹介されている中で編集部が気になったのは、葉ニンニクと白味噌から作られる調味料の「ぬた」です。
カツオのたたきにスライスしたにんにくを合わせて食べるのは有名ですが、高知には葉ニンニクというものもあるんですね。刺し身につけて食べるものだそうで、一度食べてみたくなりました。
想像よりももう少し味が濃い「かしわバター丼」(香川県)
『かしわバター丼』というネーミングから想像できる味があると思う。
みんなの想像する『かしわバター丼』の味をもう少し濃くしたものが武内食堂の味である。香川最強のソウルフード【武内食堂】の『かしわバター丼』がいい調子 - むらよし農園
むらよしむらよし(id:murayoshinouen)さんが紹介するのは、香川県高松市・武内食堂の「かしわバター丼」。
名前からも、ブログに掲載されている写真からも味が想像できそうですが、この食堂の味は「みんなの想像」よりももう少し濃いのだとか。すごく濃い味なんですね。
無料で追加できるカレーといい、ローカル感が溢れています。読んでいるだけでもお腹が空いてきてしまいます!
今回紹介したのは、2025年8月26日から募集した今週のお題「ローカルめし」に投稿されたエントリーの一部です。
新しい「今週のお題」にもエントリーが続々寄せられています。今週のお題、テーマはなんでしょう? ぜひチェックしてみてください。
まこまこまこっちゃん
1994年大阪生まれ、京都在住。ライター・編集、バンド活動をしたり、川沿いでお茶を淹れたりしています。好きな犬は柴犬、好きな国はモンゴルです!