歌手・俳優として活躍しているWanna One出身のパク・ジフンが6年ぶりに来日! 1月19日、東京・日本橋三井ホールにて「PARK JIHOON WINTER FANMEETING IN TOKYO “OPENING”」が開催され、ファンとの特別な時間を過ごした。ファンミーティングの前にはメディアセッションが行われ、日本でやりたいことや2025年の抱負などについて語ってくれた。
本記事では2部公演の内容をお届けする。
ファンミーティング前に行われたメディアセッションでは、ファンの「ジフン!」という呼び込みで登場したパク・ジフン。「こんにちは、パク・ジフンで~す。会いたかったです」と日本語であいさつすると会場は大興奮! 彼は「緊張しているけどわくわくしています」と微笑み、ファンの熱い反応に「大好き」と伝えて、さらに会場を沸かす。
6年ぶりに日本に来てやりたいことを聞かれると、「やりたいことは、美味しいものを食べに行ったり、『クレヨンしんちゃん』に出てくるような景色を見たりして、リラックスしたいです」と回答。プライベートで行ってみたい場所に札幌を挙げ、その理由について彼は「日本に行ったことのない人が絶対に行きたい場所といったら札幌だと思います。札幌という場所はイメージでしか見たことがないのですが、とても美しい場所ですよね。なので、実際に札幌に行って、雪を触ってそこでしか感じら
れない感情があると思うので、絶対にいってみたいです」と明かした。
歌手だけでなく俳優としても活躍し、「2024KBS演技大賞」でミニシリーズ優秀賞を受賞。自分自身を評価して自分に対して賞を与えるとしたらどんな賞を送りたいかという質問には、「一生懸命賞」を与えたいとコメント。一生懸命頑張っている自分にご褒美としてなにをプレゼントしたいかという質問では、「プライベートジェット機? (笑)」と言いつつもすぐに否定をし、旅行をプレゼントしたいと回答。韓国や日本以外では、アメリカには行ってみたいと答えていたが、「でもやっぱり日本に
来るのではないかと思います」と日本好きをアピールした。俳優と歌手活動で、それぞれに重視していることについては、「俳優は相手のセリフをよく聞くことが重要だと思います。相手の言葉をよく聞くことによって、僕も相手にその答えを上手く伝えられると思います。歌手としては、テンションだと思います。ステージの上でテンションが低かったら誰も見たくないですよね。テンションが高ければエネルギーを与えられると思いますし、活発なエネルギーを見せた方が良いと思います」と話した。
役者としてのロールモデルについて聞かれると、「先輩方はみんな尊敬しています。特にジュニョン(元U-KISS)さんは、以前共演したことがあったのですが、アイドルというのを全然感じられないくらい、現場ではジュニョンさんのことをリスペクトしながら見ていたことを覚えています」と話し、アドバイスについては「『世にも美しいオードリー』のキム・ジョンナンさんからはアドバイスというより、とてもありがたいお言葉をたくさんいただきました」と話した。
演技に対する目標については、「いろいろと挑戦していきたいと思います。僕ならかわいいキャラクターの役が上手くできるだろうと決めてしまうと、他の役を演じるのが怖くなってしまうと思うんです。なので、さまざまな姿をお見せすることが目標です」と明かした。
今まで活動してきた中で一番緊張した出来事については、「緊張する場面はたくさんありますよね。オーディションの時もそうですし、初めて主演を務めたドラマ『コッパダン~恋する仲人~』もそうですし、その撮影当時はとても緊張していました。最近では、ジョンナン先輩と共演した映画で、あまりにも素晴らしい先輩なので、僕が合わせられるかどうかも緊張しました」と話した。
1年前にタイムトラベルできるなら自分にどんな言葉をかけるかという質問には、「今までやってきたようにいろんなことに挑戦し、(ファンの皆さんと)コミュニケーションもたくさん取りながらやっていけばいいと伝えたいと思います」と伝え、2025年の抱負については「新しい目標はたくさんあって、やるべきこと、越えなければならない山がたくさんあります。ですので、その山を越えられるようにたくさん応援していただければと思います」と力強く語った。
メディアセッションを終えると、いよいよファンミーティングがスタート。オープニングは、「BlankEffect(無表情)」のパフォーマンスから始まり、ざらついた感じのヴォーカルとラップでダークな面を見せてファンの心を鷲づかみ。曲の途中でジャケットを肩まで脱ぐと、そのワイルド&セクシーなパフォーマンスでファンを熱狂させた。パフォーマンスを終えた後、一度ステージからはけたパク・ジフン。ファンの「ジフン!」という呼び込みで登場した彼は、マイクを銃に見立ててファンに銃口(マイク)を向けながらファンのハートを狙い撃ち! 6 年ぶりに再会したファンに、彼が「みなさん、こんばんは。パク・ジフンです。とても会いたかったです」とあいさつすると、黄色い歓声が沸き起こった。
近況については、家で音楽を聴いたりしながら休暇を楽しんでいたという彼。十分に充電した分、「これからは忙しくなる予定です」と話し、ファンの期待を高まらせた。久しぶりの日本ということで、楽しみにしていたものを聞かれると、「これは絶対に食べなければならないというものがあります。プリンです。朝食べようと思って冷蔵庫に入れておいたんだけど、持ってくるのを忘れてしまってまだ冷蔵庫にあるんです。イベントが終わってから食べたいと思います」と、胸に手を当てながら切実な様子。日本のコンビニは美味しいものがたくさんあると、サンドウィッチ、おにぎり、パンも絶賛していた。
近況トークを終えてからは、MAY(ファン)のお願いを聞く「OPEN YOUR WISH」のコーナーへ。
ジフンがポストイットに書かれているお願いを悩みながら選んでいくと、「日本語でかわいく大好きと言って」という願いを選び、片手をグーにしてあどけない表情で「大好き!」と言ってファンを沸かせる。「かっこよく、僕と付き合う?」と言ってほしいという願いでは、男らしい眼差しで「ナラン サギレ(俺と付き合う?)シロ?(ヤダ?)」と言うとファンを一発でノックアウトし、ファンも「チョア~(イヤじゃない、うれしい)!」と答えて大興奮。「チャレンジインスタ」という願いでは、「僕はSNSにアップする実力がないんだけど、練習して自撮りとかもしてインスタにアップしていきたいと思います」と宣言し、ファンを喜ばせた。願いを叶えるコーナーに続き、「ROLLING ROULETTTE」というコーナーでもパク・ジフンの魅力が炸裂。ドラマ「弱いヒーロー Class1」のセリフを披露する場面では、一瞬にしてヨン・シウンのスイッチが入り、冷徹さを潜ませた淡々とした口調でファンを一気に惹きこむ。
緊張感が漂う空気にしたかと思えば、キュートなダンスチャレンジで愛嬌を振りまいて目をキラキラさせてファンの心を虜に! 積極的に声を出すファンが多かったこともあり、ジフンがダンスチャレンジの映像をもう一度見たいとき、彼が「映像が見えなかったからもう一回見せてください」と言うと、ファンも「私たちも見えなかった~」とジフンの味方になってあげてファンとジフンの息はぴったり。冗談に乗ってくれたファンに、ジフンがミニハートを送ると、またもファンの心を射抜いた。愛嬌やセリフだけでなく歌手としてもファンの心を掴んで離さないパク・ジフン。「Serious」、「LOST(feat.リルボーイ)」、「Frequency」といったポップなダンス曲から心地良いグルーヴが魅力のシンセポップナンバーで会場を盛り上げた。
(2ページに続く)