2024年8月にSNSでの不適切な投稿をめぐる騒動以降、芸能活動休止に追い込まれたフワちゃん。
現在、具体的な活動再開時期は明らかにされてはいませんが、最近周辺で”フワちゃん“の名前を見聞きするようになった気がします。
1.フワちゃんプロフィール紹介

直近の主な動向
前述の通り、そもそもの発端として2024年8月11日に、お笑い芸人・やす子へのSNSでの不適切投稿により批判を受け、自身のX(旧Twitter)で芸能活動の休止を発表したフワちゃん。
全てのTVやCMなどの出演を全て取り止め活動休止になっただけでなく、掲載予定だった中学の技術家庭の教科書からフワちゃんの写真が削除されるなど、その余波は大きかったですよね。
それから1年ほど経った現在、にわかにフワちゃんに関するニュースを見聞きするようになってきました。
一体周辺で何が起こっているのでしょうか?
2.フワちゃん復帰への道のり
実際あれから1年が経ち、様々なメディアで復帰をささやかれるには自然な流れかも知れません。
実際過去に不祥事を起こした多くの芸能人も、この1年という節目を前後に復帰している人も少なくありません。
しかし、フワちゃんに関しては、その復帰のハードルはかなり高いことが予想されます。
それについてまず検証していきましょう。
不適切投稿の内容の重さ
活動休止に追い込まれた原因として、やす子の投稿を引用して「おまえは偉くないので、死んでくださーい」とポストしたのがそもそもの発端です。
これはフワちゃんの特徴である、失礼な物言いを躊躇なく言ってしまうというキャラ性が、一番最悪の形で出てしまったのだと思います。

ただの失言・暴言も良くないですが、それに輪をかけて”死“という強い表現で茶化したため、より強い非難を浴びてしまったわけです。
売りだった”タメ口&生意気&破天荒”キャラという芸風
もともとフワちゃんといえば、小柳ルミ子や堺正章など、年上や芸歴が上の先輩に対しても不遜な態度で接したりするのが、ある意味”売り“でした。
本来なら今の時代干されてしまってもおかしくない芸風だったのに、これが逆に稀有なタレント性として”アリ“になってしまったのです。
コンプライアンスが叫ばれるTV業界の中で、そのカウンターとして風穴を開けられるキャラというポジションを確立したわけですね。
しかしそれは諸刃の剣で、ちょっとしたことがきっかけで悪い方にも転がる危険性を常に孕んでいます。
フワちゃんは、計算としてやっているスキルとしての芸風ではなく、元々持っている素の人格でやっているのです。

それが、常に危なっかしさを抱えている芸風として、視聴者はどこかでハラハラしたりモヤっとしていたのではないでしょうか?
結果、フワちゃんの言動に、笑えるよりもヒヤッとするが先に来る感覚を、多くの視聴者は感じていたのでしょう。
これが潜在的に、フワちゃんへの拒否感を醸成することにつながったのかも知れません。
「誰もフワちゃんを注意できなくなっている」というスリムクラブのコントは、ある種の的を射る問題の核心を突くネタとして、納得感を持って非常にバズったことが伺えますね。
3.フワちゃんの直近の動き
そしてメディアから姿を消して1年ほど。
それまでどこで何をしていたのか、潜伏期間の行動が気になる人もいたはず。
一説には、活動休止の影響でバラエティー番組への出演がなくなり、ギャラが途絶えて金欠になったとの噂もありました。
しかし調査すると、現在当の本人はヨーロッパを周遊していたようなのです。
事情を知る関係者によると、

フワちゃんはこの1年の間、少なくとも欧州3か国を訪れていたそうです。活動休止でバラエティー番組への出演がなくなり、ギャラが途絶えて金欠を心配されていました。
ただ、キャラからは想像できないけどしっかり貯金していて、それを元手に海外を渡り歩いたようです。
とその様子をコメント。
今年4月にXで、

ついに! 海外生活行ってきまーす
と、米国への移住開始を報告したフワちゃん。
仕事に関しては、

日本と行き来しながら変わらず続けます!
と説明しており、金欠どころか”優雅に“海外渡航をしていたのです。
元々フワちゃんと海外は密接なキーワードになっていました。
そもそも彼女は小学生時代を、米・ロサンゼルスで過ごした帰国子女。
芸能界に入って以降も、番組の企画で海外ロケをしたり、プライベートで海外旅行をしたりしていました。
そして、海外移住も宣言するなど、海外への志向は非常に強かったことが伺えます。
昨年4月には、タレントのローラが自身のインスタグラムで、フワちゃんが自宅へ遊びに来たと投稿。


芸能活動は休止したものの、思わぬ形で時間が出来、海外生活の夢を叶えた、といったところでしょうか。
4.フワちゃん芸能活動復帰に対しての反応
とは言え、日本での活動再開は現実的なのでしょうか。
フワちゃんの復帰に関しては、「二度と見たくない」という拒否反応が多く見受けられます。
「人間研究所~かわいいホモサピ大集合!!」での出来事
例えば、日本テレビ系「人間研究所~かわいいホモサピ大集合!!」内で、フワちゃんについて言及する場面が。
『人間研究所』は、スタジオにいるサルや犬などの動物の声を、裏にいる人気芸人たちが担当する形式のバラエティー番組。
つまり画面に映るのは動物のみで、芸人自体は顔出しせず声のみで出演。
その動物たちが、毎回やってくる“ヒト”のゲストに言いたい放題ぶつける、というのが番組のポイントになるわけです。

この日のゲストは、『ゴッドタン』や『あちこちオードリー』などのヒット番組を手がけるテレビプロデューサー・佐久間宣行氏。
そこで、番組を長寿化するためのアドバイスを求められた佐久間氏は、

この番組のコンセプトだったら、画面に顔を出したら言えないことを言う人のほうがいいのよ。
要は、変な話だけど、やらかした人とか。普通だったらテレビ出れない人とかのほうがいい。
と、顔出しができない状況のタレントを動物の声として起用することを提案。
これに対し「うわ、大ヒントだよ、これ!」と声を上げたのが、同ゲストの伊集院光。そこで彼は、

フワちゃんだよ、フワちゃん!フワちゃんが動物に出たら絶対話題になる!
と、フワちゃんを動物の声として出演させることを推奨したのです。
そして番組内で「フワちゃん、いつでもお待ちしております」というテロップを出したところ、視聴者から総スカンを食らうことになります。

SNSの反応では、

視聴者側にフワに対するニーズはほぼない

いや、やめてくれよ 一生地上波には出てこなくていいと思ってんだから

話題にするのも不愉快
と、声のみの出演ですら圧倒的に否定的な声が聞かれる事態に。
5.フワちゃん芸能活動復帰への一手は
時代の流れもあり、もはや芸能界に絶対に必要な人材どころか、腫れ物でしかなくなってしまったフワちゃん。
そこで、復帰への一役を担っているとされているのが、前述のテレビプロデューサー・佐久間宣行氏です。
彼が手がける番組の特徴として、かつて批判を浴びた芸能人をいじり、過去の騒動を笑いに変えるという手法があります。
例えば自身のYoutubeチャンネル『NOBROCK TV』で、オンラインカジノ問題で批判を浴びた「令和ロマン」髙比良くるまが、同じく“謹慎の先輩”である加護亜依からいじられまくる、という動画を配信。
また、『トークサバイバー!~トークが面白いと生き残れるドラマ~』(Netflix)にて、不倫騒動で世間を騒がせたアンジャッシュ・渡部建が出演。
不倫発覚後のエピソードを披露したり、共演者にけちょんけちょんにいじられるなどして、騒動を笑いに変えていました。

騒動を起こした人をいじり負け顔をさらけ出させ、それを観た視聴者が溜飲を下げるという構図で、不祥事を笑いに昇華させる手法ですね。
つまり彼らのように、フワちゃんをいじる企画を公開すれば、復帰への足掛かりになるのではないか、という理屈です。
しかし、“タメ口&生意気&破天荒“キャラが、実はTV用ではなくSNSという素での性格の悪さだった。
あの「死んでくださーい」発言で、視聴者の中のフワちゃんへのモヤモヤが不快感に変わる決定的な瞬間になったわけです。
佐久間氏の手腕をもってしても、一度固定化されてしまったフワちゃんの素性は、世間の反応を見るに容易には覆せそうにありません。
この高いハードルに対し、フワちゃんはどういう復帰プランを描いているのか。
あるいは、全く違うアプローチで活動領域を変えていくのか。
今後の動向が気になるところです…。