国内最大規模の総合芸術大学である京都芸術大学は、ホルベイン画材と共催で9月26日(金)・27日(土)に「画材・文具フェスティバル」を開催する。有名画材・文具メーカー13社が出展し、展示販売とワークショップを行う。
瓜芸に集う多彩な画材や文具
「瓜芸」の名称で知られ、約23,000人を超える学生が集う総合芸術大学の京都芸術大学は、芸術を学んだ学生が社会を変える「藝術立国」を教育目標に掲げ、芸術を通して社会で必要な力の育成を推進している。その一環である「社会実装プロジェクト」は、学生がアート・デザインを通じて企業や自治体などが抱える課題を解決する取り組みで、年間100件以上の実績を誇る。
意欲的な学生が日々芸術を通して表現を続ける京都芸術大学で、今回開催するのは「画材・文具フェスティバル」。会場に出展するのは、日本を代表する画材・文具メーカーたち。定番製品をはじめ、初心者からプロまでが楽しめる幅広いラインアップを展示・販売する6社の企業について紹介しよう。
プロ仕様の高級画材店「アールクリアン」は、独自の「アイドロップ絵具」をはじめとしたオリジナル製品のほか、海外製の絵具や書道具を多数取り扱っている。
岡山県倉敷市に本社を構える画材総合商社「アムス(ARTETJE)」は、自社ブランド「ARTETJE」として画筆やイーゼルの製造・販売を行う。
「フェリッティ」は、画材・文具・ホビー、と幅広いジャンルを扱うメーカーだ。磁石を意味する「ferriitti」をブランド名に冠し、人やモノをつなぐ存在を目指している。
「ターレンス」は、同名ブランドや「レンブラント」など多彩なブランドを展開する。ラインアップには、初心者からプロまで対応の絵具・筆・紙・メディウムなどがある。
「ミューズ」は、水彩紙・版画用紙・木炭紙などを手がける紙専門メーカー。
「中里」は筆・刷毛の製造卸メーカー。直営ブランド「ふでやす」では、刷毛の試し描き体験が可能。筆・刷毛に関する相談にも対応してくれる。
高級画材を体験できるワークショップも開催
会場では、7社の企業・メーカーによるワークショップも開催する。
油絵具・水彩絵具・アキーラ・下地材などの製造・輸入を行い、ファブリアーノ社やデーラー・ラウニー社の紙も扱う「クサカベ」は、スタッフによる製品紹介と試用体験を実施する。
アメリカ発のアーティスト用アクリル絵具のパイオニア「GOLDEN(ゴールデン)」。パンパステルやオープンアクリリックスなど多彩な製品を展開する同社のブースでは、パンパステルで空を描く体験とオープンアクリリックスで「ジェルプレートプリント体験」に参加できる。
アクリルガッシュの代表的メーカーで、アーティストから学生まで幅広い支持層を持つ「ターナー色彩」は、U-35メディウムを使用した「テクスチャ―アート作成」のワークショップを行う。
日本画材料の老舗メーカーで、伝統的な顔彩などを取り扱う「ナカガワ胡粉絵具」では、「顔彩でうちわに絵を描く体験」ができる。こちらは有料ワークショップとなるため、別途参加費1,000円が必要だ。所要時間は約30分。全39色から好きな6色を選んでオリジナルセットを作成しよう。
大阪に本社を構える老舗の絵具・画材メーカー「ホルベイン画材」が行うのは、高級油絵具の魅力を体験できるワークショップ「油一・ヴェルネで描いてみよう」。絵具や画用液について学びながら、普段使いとの違いを体感できる。
画材用パネル・バインダー・木枠の専門メーカー「マルオカ工業」は、「天竺綿短冊に描く描画体験」を実施する。
1805年創業の老舗書画材メーカー「墨運堂」は、多彩な和墨の試用体験を実施。220年以上の歴史を持つ老舗で、墨の世界に触れてみては。
多彩な画材や文具に触れられる特別な2日間。表現の幅を広げたい人も、初心者の人も、「画材・文具フェスティバル」で創作の楽しさを見つけに行こう。
■画材・文具フェスティバル概要
開催日時:9月26日(金)10:00~17:00、27日(土)10:00~16:00
会場:京都芸術大学 瓜生山キャンパス内 ギャルリオーブ
住所:京都府京都市左京区北白川瓜生山町2-116
入場料:無料 ※有料ワークショップはブース毎に料金が異なる。
詳細:https://www.holbein.co.jp/blog/event/a995
(Kanako Aida)
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