staraが、利用者と支援員約100人が参加する運動会に向けてワークショップを開催!

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埼玉県越谷市にあり、就労継続支援A型事業を行っているstaraでは毎年、利用者と支援員、約100人が参加する「ALL STAR TIME 運動会」を開催している。

この運動会に向けて、8月9日(土)、応援アイテムの制作を通じてデザインの基礎を学ぶデザインワークショップを開催した。

ワークショップ開催の背景を紹介

「ALL STAR TIME 運動会」の今年のテーマは「UNITY(団結)~心を結び、動かす未来~」。参加者全員が心をひとつにし、未来へつながる楽しい運動会を目指している。

多様な背景を持つ人々が参加する運動会では、団結力を高める「応援」が重要だと考え、今回、「応援アイテムを制作する」デザインワークショップを企画。

staraではチラシ作成やSNS運用など、デザインの知識・スキルを活かした仕事も行っており、制作を通じて利用者のスキル向上と就労の幅を広げることも目的としたそう。

デザイン基礎講座の後、応援アイテムを制作

ワークショップは二部構成で実施。

前半は、デザイン基礎講座。staraのデザイン担当支援員・牧浦氏が講師を務め、色彩やレイアウトなどの基本を丁寧にレクチャーした。普段デザイン業務に携わっていない利用者も、熱心にメモを取りながら参加していたという。


後半は、応援アイテムの制作。「UNITY(団結)」をテーマに、グループワークを通じて色や言葉のイメージを共有、イメージやデザイン基礎講座の知識を活用して、うちわやメガホンなどの応援アイテムを制作した。


参加者からは、「絵なんて描けないと思っていたけど、仲間と一緒に作ったら楽しかった」「デザインの基礎知識からステップを設けてくれたから、制作がしやすかった」「応援ってどうしたら伝わるかなと考えながら色を選んだ」といった声が聞こえてきたそう。

制作を通じて、自分の想いや考えを表現し、仲間と共有することの楽しさや心の豊かさを感じる時間となったという。

講師の牧浦氏は、「今回は参加者の皆さんが創作やデザインの楽しさを感じながら、自ら主体的に取り組めることを大切にしました。当日は5オフィス同時にオンラインでレクチャーする難しさがありましたが、専門用語は身近な言葉に置き換え、その他事前準備や各オフィスの支援員の協力もあり遠隔でもスムーズに進行できました。

デザインレクチャーが終わり、創作時間に入ると、PC画面には皆さんがワクワクしながら応援グッズを作る姿が溢れていました。創作物を見ると、メガホン2つを1つに合体させて団結を表現するなど、想像を遥かに超えたアイデアが出ており、参加者の皆さんの可能性を肌で感じました。

デザインの基礎をお教えしましたが、それにとらわれすぎず、自由な発想で楽しみながら表現してもらえるとありがたいです」とコメントしている。

ワークショップが「応援のかたち」を考える機会に


事後アンケートでは、「ポスター系のデザインも学びたい」「もっときらきらした表現がしたい」など、今後の学びへの意欲が多数寄せられたそう。

また、「運動会が楽しみになった/とても楽しみになった」と回答した参加者は80%にのぼり、運動や集団活動が苦手な利用者にとっても、多様な輝ける場を提供することで参加へのハードルが下がることが分かったとしている。

ワークショップ終了後も、応援アイテム制作に取り組む利用者が多数。運動会本番に向けて、熱意と創造力がさらに高まっているという。当日は、工夫を凝らした応援アイテムと心のこもった声援が会場を彩る。

「応援」は誰かを想い、力を届ける行為。それを「デザイン」という形で表現することで、心の繋がりが生まれ、団結の力が育まれる。今回のワークショップは、そんな「応援のかたち」を考える貴重な機会となったという。

この機会に、staraやstaraの取り組みについてチェックしてみては。

stara 公式HP:https://www.stara.co.jp

(ソルトピーチ)

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