医療メディア・プラットフォーム事業などを手がけるDoctorbookは、理念を体現する旗艦プロジェクト「Nico Wellness」を始動。口と全身の健康、持続可能な予防に寄り添うフラッグシップ拠点「Nico Wellness 広尾デンタルクリニック」を2026年にオープンする。
オープンの背景
Doctorbookは、2013年の創業以来「医療に選択肢を」を理念に掲げ、医療者と患者をつなぐ情報プラットフォーム事業を展開してきた。
同社が解決したい課題は「医療における情報の非対称性」。これまで、一般生活者向け疾患啓発メディア「Doctorbook」、医療者向け臨床教育メディア「Doctorbook academy / Clinical Cloud」など、医療従事者と患者双方に向けた事業を通じ、志あるドクターの知見を社会に還元し、誰もが医療を主体的に選択できる社会の実現を目指してきた。
現在、政府の「骨太の方針」において「国民皆歯科健診」の推進が掲げられるなど、歯科医療の社会的重要性は高まっている。「人生100年時代」と称される長寿社会において、歯科医療は乳歯の形成から永久歯の萌出、さらには老年期の口腔ケアまで、生涯を通じた健康管理に不可欠な基盤だ。
また、近年の研究では、歯周病が糖尿病や心血管疾患、誤嚥性肺炎、早産、関節リウマチ、慢性腎臓病など、多くの全身疾患と密接に関連することが明らかになっているそう。歯科医療は口腔の健康のみならず、全身の健康維持や生活の質(QOL)を支える重要な領域であることが科学的にも示されている。
さらに、世界的にも口腔保健への注目度は高まっており、WHO総会では「2030年に向けたユニバーサル・ヘルス・カバレッジの一環として、より良い口腔保健を達成する」決議が採択されている。
同社は、こうした国内外の潮流を踏まえ、今こそ理念を体現する実装拠点が求められていると考えている。
Doctorbookの理念を体現する旗艦プロジェクト
「Nico Wellness 広尾デンタルクリニック」は、同社が掲げてきた理念を社会に還元する旗艦プロジェクトであり、創業当初からの想いを具現化する取り組みの第一歩。歯科医療の受診行動を底上げする社会的役割を担うフラッグシップクリニックだ。
同院では、「歯医者さんの窓口」構想を実現する。「どこに行ったら良いか分からない」「選べないから歯医者に行けない」といった生活者の声に応えるため、「ほけん相談窓口の歯科版」ともいえる仕組みを作る。
また、同社がこれまで積み上げてきた「医療者のアカウント」「医療機関のチャネル」を活かし、患者に最適な受診導線を提供していく。
さらに、東京科学大学との共同研究による歯周病DTx治療アプリ(特許保有)の処方モデルを実装し、予防歯科の新しい形を提示する。
今後の展望
同社は今後も、医療メディア・DX事業を基盤としつつ、得られた知見を社会に還元する形でサービスを拡張していく。
同社は、「私たちは、医療従事者の皆さまと共に築いてきた信頼を大切にしながら、歯科医療の未来を共創していきたいと考えています。本クリニックは、Doctorbookの理念を体現する旗艦プロジェクトとして、医療者と患者をつなぐ新しいモデルを提示してまいります。」とメッセージを発している。
歯科医療の新しい形を提案する「Nico Wellness 広尾デンタルクリニック」に注目だ。
医療情報メディア「Doctorbook」:https://doctorbook.jp
Doctorbook企業サイト:https://doctorbook.co.jp
(Higuchi)
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