南丹市美山観光まちづくり協会(美山DMO)は、持続可能な観光地づくりの取り組みの一環として、京都府観光連盟の「京都 朝・夜観光」推進事業を活用し、11月1日(土)〜30日(日)の土日祝日に、早朝美山かやぶきの里ガイドツアーを実施する。
体験料金は1人3,850円(税込)で、クレジットカードによる事前決済。最小催行人数は2人で、美山ナビにて参加申し込みを受け付けている。催行日前日の17:30までに申し込もう。
ガイドツアー実施背景
京都府南丹市美山町は京都府の中央部に位置し、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている「美山かやぶきの里」を中心に、日本の昔ながらの原風景に出会える場所として多くの観光客が訪れる。
近年では、台湾や豪州など国外からも旅行客が訪れる観光地となり、2021年には国連世界観光機関により、持続可能な観光の優良事例として「ベスト・ツーリズム・ビレッジ」に日本で初めて選定された。
しかし、滞在時間が10:00、14:00~16:00に集中しており、午後の時間帯での集落の混雑が特に課題となっているそう。そのため、持続可能な観光地を目指すため、入込客の平準化と滞在価値を創出する体験の開発が急がれていた。
そこで、早朝美山かやぶきの里ガイドツアーの実施を決定。新たな早朝コンテンツで集客分散化、滞在型観光の実現を目指す。
地元ガイドが歴史や現在の暮らしを紹介
早朝美山かやぶきの里ガイドツアーは、7:00~8:00で実施。地元ガイドが「美山かやぶきの里」の伝統や歴史、現在の暮らしについて伝えながら、早朝のかやぶきの里を案内する。
ツアーには、茅葺き屋根の材料となるススキが茂る茅場や鯖街道などが含まれ、地域住民の生活にも配慮したコースとなっている。
ガイド養成講座では、ガイドとしての基礎的知識の他、上級救命講習や実施研修等も実施。また、増加傾向にある訪日外国人観光客にも対応するため、日本語・英語ガイドも養成し、日英対応可能なツアーを展開する。
町内屈指の観光地である「美山かやぶきの里」の早朝ガイドツアーを楽しんでみては。
■ツアー概要
モニターツアー実施日:11月1日(土)〜30日(日)の土日祝日(計12日)
実施時間:7:00~8:00
体験料金:3,850円(税込)/人
最小催行人数:2人
集合場所:美山かやぶきの里 お土産処かやの里
予約:催行日前日の17:30
美山ナビ(申込)日本語ページ:https://miyamanavi.com/activity/morningguidetour
(Higuchi)
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