鹿児島県に本社を構えるmonoDukiが、同県日置市が10月6日(月)から開催している、日本発メタバースプラットフォーム「cluster」およびソーシャルVRプラットフォーム「VRChat」を利用した「ネオ日置ワールド制作コンテスト」において、運営事務局として参画することを発表した。
注目されているXR技術の普及
近年、地方自治体において、人口減少や若年層の都市部への流出に伴い、歴史的な伝統行事や文化の継承が喫緊の課題となっているとのこと。一方で、メタバースをはじめとするXR技術の普及は、地理的制約を超えて地域の文化や魅力を発信し、デジタルネイティブ世代との新たな接点を生み出す強力な手段として注目されている。
monoDukiは、XR技術を活用・推進するデジタル人材育成事業を通して、教育機関におけるXR機材の導入や活用支援だけでなく、未来の学びを共に創るXRソリューションを提供。「ネオ日置ワールド制作コンテスト」は、主催の日置市および、コンテスト運営を担うGMOペパボ、クラスターとともに開催される。
同コンテストの目的は、クリエイターから日置市の魅力を表現したオリジナルワールド(※)を広く募集し、メタバースを通じた地域文化のデジタル継承と、新たな交流人口の創出、クリエイターエコノミーの活性化を促進することだ。
cluster部門とVRChat部門の2部門で作品を募集
「ネオ日置ワールド制作コンテスト」では、“たくさんの人に日置市の魅力が伝わるようなワールド”をテーマに、cluster部門とVRChat部門の2部門で作品を募集。クリエイターのアイデアと技術により、戦国武将・島津家ゆかりの地や、日本三大砂丘の一つ「吹上浜」、伝統行事など、日置市の奥深い魅力がメタバース上で表現されることが期待されている。
また、monoDukiは、クリエイターの独創的なアイデアを通じて、日置市の持つ歴史、自然といった多岐にわたる魅力を再発掘し、メタバース空間に永続的に継承される新たな観光資源とすることを目指すとともに、地域とクリエイターが共創する場を提供することで、地域のブランド価値向上に貢献していくとしている。
作品制作・応募期間は12月21日(日)まで
作品制作・応募期間は10月6日(月)~12月21日(日)で、応募資格は日本国内在住の個人・チーム(企業チーム/学生/社会人不問)。
特設サイトのエントリーフォームよりプレエントリーし、日置市内の名所を再現した3Dデータ(14名所)と、「ひお吉くん」アバターデータなどを含むワールド制作に使用できる素材のキット「ネオ日置3Dキット」を受け取ろう。
ワールドは、テーマに沿って自由に制作OK!ハッシュタグ「#ネオ日置クリエイターコンテスト」をつけ、作品タイトル・作品説明・作品画像をXにて投稿すれば、本エントリー完了だ。
運営事務局による厳正な審査の上、最優秀賞(各部門1点)には賞金10万円・高性能トラッカー「HaritoraX 2」・ネオ日置公式ワールドへの採用、優秀賞(各部門2点)には賞金5万円・シークレット賞品(後日発表)・ネオ日置公式ワールドへの採用、特別賞(各部門5点)にはネオ日置市庭で使用できる5,000円OFFクーポン・ネオ日置公式ワールドへの採用を、賞金・賞品として用意。
審査員には、日置市の魅力を様々な視点から評価する有識者として、日置市長・永山由高氏、日置市公式キャラクター・ひお吉くん、VRレポ漫画家・リーチャ隊長氏、鹿児島XRコミュニティ・XR Meetup Kagoshimaが参加し、審査結果は特設サイトにて公表される。
地域の魅力をデジタルで表現しよう!
「地域文化のデジタル継承とクリエイターエコノミーの推進」の実現に向け、地域とともにmonoDukiも尽力していくとのこと。「ネオ日置ワールド制作コンテスト」に参加して、地域の文化に触れ、その魅力をデジタルで表現することに挑戦してみよう。
ネオ日置ワールド制作コンテスト:https://neohioki.hiokito.jp/world-contest
(※)メタバースのワールドとは、ユーザーがアバターで参加し交流や体験ができる、目的やテーマを持ったバーチャル空間のこと
(佐藤ゆり)
The post 鹿児島県日置市の魅力を発掘・発信する「ネオ日置ワールド制作コンテスト」開催! first appeared on ストレートプレス:STRAIGHT PRESS - 流行情報&トレンドニュースサイト.