【北海道小樽市】滞在型複合施設「山郷」が、ウッドデザイン賞2025を受賞！北海道で育った木材を使用

北海道札幌市に本社を置く三五工務店が手がける滞在型複合施設「山郷(さんごう)」が、日本ウッドデザイン協会主催の「ウッドデザイン賞2025」を受賞した。

木を活かして森林・林業や地域・社会の持続性を向上させている建築・空間として、「ソーシャルデザイン部門」での受賞となった。

コンセプトは、“北海道の暮らしが集まる山”

山郷は、“北海道の暮らしが集まる山”をコンセプトとし、5月23日(金)に北海道小樽市春香町でグランドオープンした滞在型複合施設。

「暮らすように泊まる」をテーマとするヴィラ5棟をはじめ、地域の食や文化を発信する商業棟・ショップ、書道家のギャラリー、訪問者が思い思いに過ごせる東屋・デッキがあり、全ての建築に道産カラマツ・ナラ・タモ・道南スギなど、北海道で育った木材をふんだんに使用している。

企画・設計施工・リーシング・運営・施設管理まで自社グループで一気通貫して担う三五工務店が、建築の完成後も地域と共に育つ場をつくっている。

「山郷」は、家づくりを70年近く手がけてきた三五工務店が、住宅の枠を越えて提案する「暮らしの場」。地域の自然、素材、人の営みを大切にしながら、新しい滞在体験を創出する。現地で「北海道の暮らし」を体感してみて。

今後も三五工務店は、地域との協働を通じて、北海道の木と暮らしの可能性を広げていく考えだ。

三五工務店は、1958年に札幌で創業。住宅建築・商業建築・リフォーム・リノベーションを行う。

「今日、北海道で生きている。」をタグラインとし、家づくりの先の暮らしづくりを提案する。2014年日本初の「全棟カラマツ宣言」、2023年北海道ボールパークFビレッジに「THE LODGE」を始めとする複数施設が竣工。今年、「山郷」をグランドオープンさせた。

ウッドデザイン賞についても紹介しよう。

ウッドデザイン賞は、木を使うことによって社会課題の解決を目指す活動を「ウッドデザイン」と定義、木の良さや価値をデザインの力で再構築することを目的として、木材を活用して社会課題を解決する優れた建築・空間や製品、活動や仕組み、研究等を募集・評価し、表彰する顕彰制度だ。

この機会に、「ウッドデザイン賞2025」を受賞した滞在型複合施設「山郷」についてチェックしてみては。

■山郷
住所：北海道小樽市春香町2-13
公式HP：https://mt-sango.com/villa

三五工務店公式HP：https://www.kk35.jp

(ソルトピーチ)